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「家のお金が徐々に減っていく」被害総額100万円、ありえない“ママ友トラブル”の顛末

 2023年7月末に出産し、シングルマザーとなった現役グラドル兼ライターの筆者(吉沢さりぃ)。育児に関して楽しみもあるが、仕事と両立しながら1人でこなしていかなければならないことには正直、不安も大きい。とくに危惧しているのは“ママ友付き合い”だ。
ママ友で集まってランチ

※写真はイメージです。以下同

 すでに子供のいる友人に話を聞いていたが「ママ友は友達ではなく“同業他社”の人だよ」「子供がいじめられないためにもママ友とは慎重に付き合ったほうがいい」などと、厳しいコメントばかりなのだ。そして最近、ママ友にまつわるコワい話を聞いてしまった。

「仲の良い友達だったのに…」ありえない“ママ友トラブル”

赤ちゃん 神奈川県某所、夫婦で複数の店を営む伊藤恵実さん(32歳・仮名)は、こんな“ママ友トラブル”があったという。 「じつは、ママ友の1人で近所に住んでいるAに、長期にわたって現金を盗まれていたんです……。あまり親しくない相手だったら気にしなかったのかもしれませんが、彼女とは幼馴染で、もともと仲がいい子だったんで対応に困りました」  Aさんとはお互いに子供が2人いて、小学校と保育園も同じ。片方が忙しいときには代わりにお迎えをしてあげたり、助け合ってきたそうだ。 「私が1人で店に立たなければいけないときは、Aに家の合鍵を渡し、子供のお迎えからオヤツをあげるところまでお願いしていました。Aの子供のぶんまで高いオヤツを用意することが、お礼のつもりだったというか。たまにご飯をご馳走するくらいで引き受けてくれていたので、それに甘えていたんです」

家に置いてあった現金が徐々に減っている!

 そんな生活が数年続いていたというが、つい先日、夫の一言で“お金が盗まれている”ことが発覚。 「玄関の上に飾りの箱を置いていて、そこにコンビニに行くときなどに使う現金を入れておいたんです。1000円札や5000円札、500円玉など、合わせて常に1万円分くらいは入れていましたね。ある日、主人がいきなり『何にお金使ってるの?』と不思議そうに聞いてきたんです」  とくに散財もしていなかった恵実さんは、なんのことかわからずにキョトンとしていると、夫は「玄関のお金、いつも全然ないからさ」と続ける。そこで恵実さんは“おかしいな”と気がついたのだ。 「私はもう半年以上も箱に触っていなかったので、お金がいくらあるのかさえも知りませんでした。主人いわく、少なくとも1万円前後は入れているのに徐々に減って、3日〜4日も経てば、小銭しかなくなっていたそうで……。それが半年も続いているから、夫も疑問に思ったみたいで」
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防犯カメラを設置してみると…
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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