「母の名前を見るだけで吐いてしまう」20代女性を追い込んだ母親の“陰湿な対抗心”
―[家族に蝕まれる!]―
毒親育ちは、人生の足枷になる。毒親に育てられた子どもは、およそ“子ども”と呼べる年齢を過ぎてなお、精神的に支配され、懊悩を続けるからだ。
本連載では、毒親に育てられながらも、社会で自分の場所を見つけようともがく市井の人々に焦点を当てる。
「母親の発言は、こちらを腐すというか、私の幸運を心から望んでいない感じが昔からありましたね」
そう話す女性は、糸井敦子氏(仮名・20代)だ。猛勉強の末、早稲田大学に入学したものの、現在は精神状態がよくないため、休学をしている。
タイプが真逆だった母娘
「自分が落ちた中学に受かった娘」に厳しく当たる?
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ