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「ラブホテルの舞台裏」利用客が帰ったあとの清掃員の“密かなお楽しみ”とは…――ラブホに泊まる人々トップ3

男女の思いが交差するラブホテル。これまでに反響の大きかったラブホにまつわる記事を集計、トップ3を発表する。ラスト第3位は働く人に注目したこちら!(集計期間は2018年1月~2022年3月まで。初公開2018年3月20日 記事は当時の状況です)  *  *  *  パートナーと心ゆくまで2人っきりの時間を楽しむことができるラブホテル。ほとんどのホテルでは入り口の自動ドアが開いた瞬間から外に出るまで、誰にも会わずに過ごすことができる。  フロントは無人、チェックアウトも室内でできる場所が増えた。ホテル内ではスタッフを見かけることはほとんどない。それでいて館内は常に清潔で、空いた客室はどんどん掃除されていく。場所によっては思い切り清掃員のおばさんとすれ違うこともあるが、なんだかロボットが自動でホテルを回しているように思ってしまうこともある。
ラブホテル

鶯谷のラブホテル街(※写真はイメージです。本文とは関係ありません)

 満室で大盛況な土曜の夜でも、清掃員の気配を感じることのないラブホテル。その裏側では一体どのようなことが起きているのだろうか? 実際にラブホテルの清掃員としてアルバイトをしていた経験があるという男性・松田さん(仮名・20代)に当時の出来事を赤裸々に語ってもらった。  ラブホテルという淫靡な空間を謳歌しているのはなにもお客だけじゃなかった!?

元清掃員が語るラブホテルの舞台裏

 松田さんがラブホテルで働いていたのは大学3年生の時。どこにでもあるような田舎の少しさびれたラブホテルだったそうだ。約20ある部屋に対し、清掃員は6人ほど。中年男性もいたが、従業員のほとんどが40代のパート・主婦だったそうだ。 「客室の清掃は2人1組でやるんですよ。まず部屋に入ったら1人がトイレ・風呂掃除をして、もう1人が部屋の掃除をします。そのあと2人で一緒にベッドメイキングをするんです。外に音が漏れてはマズいし、お客さんが間違って入ることも考えられるので、原則として部屋のカギは閉めることになっていました。清掃員も密室で2人きりなんですよ」
ラブホテル

田舎によくあるさびれたラブホテル

 40代の主婦というと人によって見た目の年齢や容姿のレベルは大きく変わるが、ラブホテルの客室に主婦と2人。しかも一緒にベッドメイキングとはなんだかちょっとエロい。 「主婦たちもおばさん同士で部屋に入るよりは、若いボクと入りたかったみたいです。なので、ペアを決めるときはみんなでボクの取り合いでした(笑)。おじさんたちは人気なかったですねえ」  たまにすれ違う清掃員のおばさんは化粧っ気がまるでない気がする(汗をかく仕事だから?)。しかし、そういう人でもやっぱり若い男が好きなのだ!
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電動マッサージ機で主婦といちゃつくことも
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元週刊誌記者、現在フリーライター。日々街を徘徊しながら取材をしている。著書に『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)。Twitter:@onkunion

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