エンタメ

「アイドルになるため東大に入った」高学歴アイドル“学歴の暴力”メンバーが活動休止…本人を直撃

書類選考で落ちることが続き「普通に就職しようと思った」

 大学入学後、さまざまなアイドルのオーディションを受けたが、現実は厳しかった。 「大好きなAKB関連のオーディションはもちろん、良いと思ったグループの審査はすべて応募しました。軒並み書類選考で落とされて、『やっぱり自分はダメなんだ』と落ち込むことも多くありました」  東大を卒業してから選んだのは、会社員。そのときの心境をこう振り返る。 「周囲のほとんど誰にも、アイドルになりたいという本音を打ち明けたことはありませんでした。可愛くもない自分がアイドルを目指していること自体、恥ずかしいことだと思っていたからです。  もともと、アイドルをするにしても学生の間だけと決めていました。せっかく東大にも行ったのだから、堅実な未来を選ばないとと思っていたし、向いてないものを目指し続けるのもちょうど辛くなっていたので、夢はもうきっぱり諦めて普通に就職しようと思いました

「学歴を生かしたコンセプト」に共感し、挑戦を決意

 だが転機は突然訪れる。 「学歴の暴力初期メンバーのえもりえもちゃん(京都大学卒)から、『学歴の暴力』っていうアイドルグループを作らないかと誘われたのです。会社員生活に大きな不満はなかったものの、アイドルになれなかったことはどこかで心残りでした。学歴を生かしたコンセプトでやろうという誘いも面白かったし、このまま会社員だけに人生を捧げるよりは挑戦してみようと思えました」  メンバーチェンジに連動してグループの名前も一時的に「旧帝ハニー(きゅうていはにー)」に変わるなどの紆余曲折もあったが、高学歴女子というエッジは総じて功を奏した。 「学歴のおかげで、自分たちの努力以上に注目していただいているなという実感はあります。ファンの方たちも面白い人が多くて、ライブ後のチェキ交流会でいきなり身分証などを見せられることもあります。旧帝大の学生証だったり、医師免許証だったり、変わったところではMENSAの会員証なんてのもありました。私たちが学歴を全面に押し出しているので、ファンの皆さんのなかにも、印象に残るアプローチを考えてきてくれてるんだなと思います。私はコンプレックスが強い人間なので、SNSでぼやきを投稿したりするのですが、ファンの女の子のなかにそういう私のドロドロした内面に共感してくれる子もいて、みんな優しいなと感じます」
次のページ
なぜ活動を休止することになったのか
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ