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GACKT「ホンネだけだと国は崩壊するんじゃないか」政治の世界に感じた“茶番劇”

ここ数年の年イチ、ラーメンはつけ麺

――ご自身についても、いくつか教えてください。関西と言えば、学生時代の思い出の地、京都に帰って博多長浜ラーメンを年に1度食べるのが楽しみだそうですが、その習慣は今も変わらず続けていますか? GACKT:最近は行ってないですね。このところは、東京にあるつけ麺「いし井」という店で、毎年一回、貸切にして仲間たちと集まって、新年会をやるようになっています。 ――本作では嘉祥寺(片岡愛之助)たちの総攻撃を受けて、麻実麗たちがピンチに陥りました。最近、GACKTさんがピンチ、絶体絶命になった体験を教えてください。 GACKT:少し前に、福島の檜原湖っていう湖に釣りに行ったんです。そこで、人生で一番の極寒を体験しました。あまりの寒さに、全ての感覚がなくなるほどの状況でしたが、人生初の五枚重ね着でなんとかクリアーしました。もう、冬には二度と行かないと固く誓いました。

仕事とプライベートの比率を変えている

翔んで埼玉

(C) 2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

――日刊SPA!のキーワードは“ホンネ”です。普段、社会やご自身とホンネで向き合い、感じていることは何かありますか? GACKT:この現代社会は、ホンネと建前で構築された世界です。だからホンネだけで政治が行われると、国は崩壊するんじゃないですか? ボクは政治の世界も茶番劇に感じることが多いです。これはこれで、真意を汲み取っていくと非常に面白いものだと思っていますよ。 ――最後に『翔んで埼玉』シリーズでは、埼玉解放戦線のリーダーを演じていますが、人生100年時代と言われる今、これからのご自身の人生で、新たに解放していきたいと思うこと、分野を挙げるならどんなことでしょう。 GACKT:残された自分の時間を、もっと大切に生きていくことが何よりも大事だと思っています。なので仕事とプライベートの比率を、かなり変えていくようにしています。 <取材・文/望月ふみ ヘアメイク/タナベコウタ スタイリスト/Rockey> 【公開情報】
翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は全国公開中
(C) 2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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