更新日:2024年12月06日 13:35
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1万円で購入した“FENDIのマフラー”を買い取りショップへ持ち込んだ結果…TikTok「危険な配信ビジネス」の実態

急増中の“偽ブランド品”ライブ販売

[危ない配信ビジネス]の世界

モンクレールのダウンジャケットを販売する配信者も

 実は今、こうしたTikTok上での偽ブランド品のライブ販売が猛威を振るっているという。  中国事情に詳しいライターの広瀬大介氏は言う。 「日本在住の中国人、ベトナム人、フィリピン人などが日本で在庫を持ち、国内で販売するケースと、中国から配信・発送するケースを確認しています。動画投稿とは違い、ライブ配信は終了後に消えるので、アシがつきにくいと思っているのでは。今年に入って急増している印象です」

“毎日4時間のライブ配信で月給20万~30万円”

[危ない配信ビジネス]の世界

高額なスニーカーを販売する配信者。アジア系の外国人だった

 実態を探るべく取材を続けると、事情を知る中国人女子留学生が話を聞かせてくれた。 「WeChatの留学生グループに『配信主募集。日本語堪能な人、短期間で高額報酬も可能』という書き込みがあったので連絡したんです。話を聞くと服飾品の販売で、提示されたのは毎日4時間のライブ配信で月給20万~30万円。さらに売れた額の1割が歩合でもらえるそうです。すぐに怪しいと気づき、やりませんでしたが、ちょうどコロナ禍でバイトができずお金に困っていたので、かなり迷いました。友人の中には、応募してやっていた人もいます」
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業者の拠点は、都内の○○に
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