更新日:2024年08月02日 12:48
エンタメ

“あえて”京大進学を選んだ芸人が学生生活に絶望した出来事。「同級生が京大以外の大学のことを…」

今の自分に想像できることを10年後にしていたらダメ

『走る道化、浮かぶ日常』

『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)

―エッセイではどのような内容を書かれたのでしょうか? 九月:僕は普段より「万物の揚げ足を取りたい」と思っていて、今回はありとあらゆる事象の重箱の隅をつつきまくり、社会の違和感を面白がる魑魅魍魎エッセイに仕上げています。「言われてみればそう」、「そうとも言い切れないだろ」というところの中間くらいを狙った18篇を収録しており、読めば芸人・九月の頭の中を覗き込める内容になっています。ちなみに、Amazonで売っていますしKindleでも読めます。GAFAにはお世話になっております。 ――ありがとうございます。最後に、今後の九月さんの野望を教えてください。 九月:僕はいろいろな場所に行くこと、文章を書くこと、人前で何かを披露することが好きです。だから、今後も手前勝手な芸人活動を続けていくのでしょう。ですが、今の自分に想像できることを10年後にしていたらダメだと思います。その時の勢いと好奇心の向くままに突っ走って、自分自身の裏さえもかいてやりたいです! <取材・文/越前与>
ライター・インタビュアー。1993年生まれ。大学卒業後に大手印刷会社、出版社勤務を経てフリーライターに。ビジネス系の取材記事とルポをメインに執筆。
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