仕事

「俺のパスワード教えろ!」会社に乗り込んできた初老のクレーマーを黙らせた“ある言葉“

問題を解決させた“祖父”というワード

ブラック企業「ひと安心したところで、私はその男性に『あのう、お客様を見ていると、自分の祖父を思い出すんです。小さい頃はいろいろ遊んでもらったり、勉強を教わったりして、とても大好きな祖父だったんです』と話したんです。そうしたら、急に男性の表情は穏やかになり『ほー。おじいさんは元気なのか?』と尋ねてきたので、昨年他界したことを伝えました」  長谷川さんは、無事にログインができたことと、失敗し続けた原因を伝えました。すると、長谷川さんのことが孫に見えてきたのか「私にも君くらいの孫がいるよ。でもな、あいつはどこで何をしとるんだか」と、さっきまでの鬼のような形相は消え、別人のように穏やかな雰囲気になったそうです。  結局、その男性は「ありがとう。わざわざ来てよかったよ。君に会えてな。またよろしく」と言って帰って行ったそうです。無事に問題は解決したようですが、長谷川さんは今度はその男性が“孫”に会いにやってくるのではないかと怯えているそうです。 <TEXT/ベルクちゃん>
愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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