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店内でおもらし、開店前に侵入…“迷惑老人”に苦しむ携帯ショップ店員の本音「ここは老人ホームじゃない」

契約に同意したのにまさかの詐欺師扱い

ショップ店員を詐欺師扱い ボケの兆候が見えても、本人は無自覚。携帯ショップでは契約の際に顧客から同意のサインをもらうが、迷惑老人には意味がない。 「後日、ご家族の方と一緒に来て『なんでこんな契約したんだ。今すぐキャンセルしてほしい』と言われることはよくありますね。当の本人は『面倒だから任せるよ~』なんて言っていたくせに、ご家族の前では被害者ヅラ。  まるで私が詐欺師みたいな扱いを受けるのは、本当に不本意です。もう75歳以上の方は、誰かしっかり判断できる方を同伴必須にするべきだと思います」  高田さんの本来の労働時間は10時から19時までだが、上記のようにイレギュラーな対応が多く、残業が発生してしまうことも多い。 「最近は高齢者が来店するだけでイライラするようになってしまいました。これで手取りが18万円程度なので、割に合わないですよ。やりたくて携帯ショップ店員やってる人なんているんですかね」  現在、転職を検討しているという高田さん。彼女のキャリア変更がうまくいくことを祈る。 取材・文/日刊SPA!編集部
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