エンタメ

『ラヴィット!』で話題“腕が太すぎる”マッチョ芸人が告白「昔は180cmで体重56kgしかなかった」

YouTubeで筋トレのやり方を学んだ

青木マッチョさん

あまりの太さに注目が集まった上腕。青木マッチョさん

――筋肉がついてきたのは、いつ頃からなのですか? 青木マッチョ:高校を卒業してからです。消防士になるために消防学校に入ったのですが、そこにマッチョな教官がいて「僕は6年間も筋トレを続けたのに、全然違うな」とショックを受けたんです。それで勇気を出してゴールドジムに入会して鍛え始めました。ちょうどその頃、筋トレYouTuberが出てきたりして色々な情報が得られるようになったので、ご飯をたくさん食べてウェイトを増やし始めました。当時はアマチュアでフードファイターみたいなことをやりながら、とにかく食べていましたね。出勤前と、仕事が終わってからの1日2回ジムに通っていました。今の僕の知識が最初からあれば、4~5年でこの体になれたと思います。 ――マッチョになってよかったことはありますか? 青木マッチョ:うーん……。上司に怒られたときに、「腕力なら勝てる」と思えるから多少気持ちに余裕があるくらいですかね(笑)。あとパーソナルトレーナーをやっているので、見た目で「1番筋肉あるからこの人にしとくか」と指名がもらえるのはありがたいです。  でも、デメリットのほうが多い気がします。劇場に置いてあるコント用の衣装は100%入らないから仮装できないし、腕だけじゃなく、僧帽筋(そうぼうきん)が厄介で首周りが苦しくなってしまうので、アンダーウェアは襟ぐりを切り取って着ています。

見られるのがめちゃくちゃ恥ずかしいんです

青木マッチョさん――男性から注目されることのほうが多いのでしょうか。 青木マッチョ:もともと不良に絡まれたくないと思って筋トレを始めたのにめちゃくちゃ絡まれています。1人で飲みに行くのも好きなのですが、「いい筋肉してるね」と100%男性から声をかけられます。褒められるのが好きな人もいると思うのですが、僕は静かに飲みたいので、話しかけられるのが苦手なんです。街を歩いていると、キャッチのお兄さんに「なにその体!」と笑われることもあります。いきなり肩パンされることもありますね。緩めの服を着ているから、ただの太った人だと思われて舐められやすいのかもしれないです。 ――筋肉をアピールする服装はしないのですか? 青木マッチョ:筋トレ芸人は筋肉を見せるのが好きな人が多いのですが、僕は見られるのがめちゃくちゃ恥ずかしいんです。以前、大御所芸人さんに筋肉を見せるのを断って、最悪な空気にしてしまったことがありました(笑)。 <取材・文/都田ミツコ 撮影/星亘> 【青木マッチョ】 1995年愛知県名古屋市出身。吉本興業、NSC東京27期。NSC在学中にお笑いトリオ「かけおち」を結成。元消防官。クリスタルジムパーソナルトレーナーとしても活動。各種SNSも更新中 インスタグラム:@aoki_no_macho X(ツイッター):@aoki_Nomacho YouTube:「青木マッチョ【かけおち】
ライター、編集者。1982年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。主に子育て、教育、女性のキャリア、などをテーマに企業や専門家、著名人インタビューを行う。「日経xwoman」「女子SPA!」「東洋経済オンライン」などで執筆。
1
2
3
おすすめ記事