更新日:2024年06月26日 15:38
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ホストから窃盗を繰り返した“令和のキャッツアイ”。本人が語った「逮捕されて本当によかった」理由

 今から4年前(2020年)、新宿区のホスト宅を次々と狙い、現金やブランド物を窃盗していた女性2人組がいる。美人姉妹の怪盗を描いた北条司氏の漫画を重ね、警視庁は「令和のキャッツ・アイ」と名付けて捜査。2人は窃盗と建造物侵入の容疑で逮捕された。 「私は2年6か月の実刑判決を受けて、去年2月に出所してきました。こんなことを言ってはおかしいかもしれないけど……捕まって本当によかったです」  令和のキャッツ・アイと呼ばれた2人組のひとりであるAさんが涙ぐんで言う。彼女に当時の心境を聞いてみた。

ホストにハマったきっかけ

Aさん

「令和のキャッツ・アイ」と呼ばれた2人組のひとりであるAさん

 Aさんはそもそもホストクラブに興味はなかったという。その世界に初めて足を踏み入れたのは20歳の頃だった。 「親友の行きつけのボーイズバーがあって、そこの子がホストデビューするとのことで。私は、あくまで親友の付き添いで行ったんです。ただ、結局は満卓で入れなくて。歌舞伎町の道端でキャッチに誘われて別の店に入ったんですが……なぜか私のほうがホストにハマってしまったんですね(笑)」  そこで出会ったホストは同世代のイケメン。“有名ホスト”に分類される知名度と売上があったそうで「ミーハーだったから、純粋にスゴいって思っちゃった」と指名することに。 「お店に行った数日後に彼と店外デートしました。居酒屋で飲んで、彼の家に泊まりました。有名な彼が私にこんな時間を使ってくれたから『お店に行かなきゃ!』って使命感にかられて(笑)、誘われてもいないけど店まで飲みに行って。  その日から、店まで飲みに行ったら彼から『今日も家くるよね?』みたいに言われて一緒に帰るという同棲生活がスタートしました」

「とうとう自分もここまできちゃったか」と恐怖心

 ホストクラブに通う以前、18歳の頃から夜の店で働いていたAさんは、金銭的に困ることもなく店に通っていたそうだ。 「毎日お店に行っても1回3万〜4万円前後だったから、私の収入的にはぜんぜん問題ありませんでした。  手持ちの現金が足りず、初めて“売掛”をしたのは……ものすごく店が暇な日があって。ヘルプが全員私の席に着いちゃったんです。盛り上げて単価を上げるために、みんなでゲームしたりしていたら会計が16万円になりました。私は15万円しかもっていなかったので1万円の売掛をしました。そこからですね」  そのとき、Aさんは「とうとう自分もここまできちゃったか」と初めて恐怖心を覚えたという。 「今までは毎日の稼ぎの中で遊んでいたのに、その範囲を超えてしまったことがすごく怖かった。ここでヤメておけばよかったんですけどね」
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犯罪に手を染めてから“いつか捕まるんじゃないか?”
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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