更新日:2024年09月25日 12:30
お金

48歳元パチプロの「その後の人生」。借金200万円をパチンコで返そうとした結果は…

プロ不毛の地だからオイシイ

パチンコ 岡本さんにとって、出玉状況云々よりもプロがいないことが大きなアドバンテージになったという。 「下北沢の印象は、ちょっとスロット好きな若者が知った顔で打っている街といった感じですね。シビアに打ち込まないので、そこそこチャンスなゾーンが転がっていたり、当時は2007年に撤去を迎える4号機が最後の花火を打ち上げていた頃だったので、明らかに高設定っぽい5号機が落ちてることも珍しくなかったんです。でも、こういう状況もプロがいたら争奪戦ですからね」

別れはある日突然に……

 だが、そんなあややと蜜月は突然終わりを告げられることになる。ある朝ホールに向かうと、いつもある島には別の台が新台として導入されていたのであった。 「導入されて2か月くらいした頃から“撤去されてしまう恐怖”みたいなのがあって、ローテーションを変えたんです。新台は月曜日に導入されるので、週が明けたらいなくなってるかもしれないから、週末はひたすらあややを打ち込みましたね。週が明け、ひょっとして……と思いながらホールに行き、あややと会ったときにホッとする瞬間、これがもう本当に心臓に悪くて。だから、なくなった日の喪失感といったらもう、言葉じゃ言い表せないものがありました……」
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パチプロをやめた「その後の人生」は…
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グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター

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