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中高年は投資に失敗すると致命的に…人生を狂わせないために「絶対にやってはいけない3つのこと」

知り合いからの“甘い言葉”にも絶対に乗らない

AdobeStock_647051380 “甘い言葉”で誘惑してくるのは、詐欺師だけとは限らない。良かれと思っている知人から怪しい投資話を受けるケースも考えられる。 「判断基準は、やはりお金の振込先です。海外の金融機関やよくわからない会社、個人の振込先なら絶対に断るべきですが、相手との関係性によっては断りにくいかもしれません。  断り方はいろいろ考えられますが、僕だったら『ポリシー』を作ってしまいます。たとえば、『信頼できる金融機関を通した投資しかしないと決めています』とか。ある意味、宗教上の理由みたいな感じにしてしまえば、相手も強く勧誘しにくいのではないでしょうか」

投資を始めるタイミングで保険の見直しを

 最後の3つ目は、「“保険を放置する”こと」だと教えてくれた。 「結婚や出産、家の購入といったライフプランが大きく変わるタイミングで、生命保険やがん保険などに加入したり、見直したりする方が多いと思います。当時は高額の生命保険や、保証が充実したがん保険が必要だったかもしれませんが、子どもが成人していたり、住宅ローンの支払いが終わっていたりするならば、本当に必要なのか、契約内容を見直すべき。  50代、60代ともなると、収入が先細りする方がほとんどなので、投資以外の出費をきちんと整理して、不要な保険料なども投資に回すようにしたほうがいい。健康が不安だからと、不必要な保険料を支払い続けている方は多いので」  自分のポートフォリオを作るときに、保険の見直しも行えば、50代・60代から始める投資が失敗するリスクを大きく減らすことができそうだ。 【50代・60代で投資を始めるときの3か条】 ・投資の分散は自然とできていることが多い ・騙される可能性が高いと考えて甘い言葉に乗らない ・この機会に加入している保険を見直す
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