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「結婚式が現地集合」登山女子YouTuberが“新婚の旦那”と別居しても、長野に住みたかった理由「こういう生き方もある」

一人で長野へ移住し、新婚の旦那とは別居

やぎちゃん

別居婚に対して周囲の反応は…

――YouTubeチャンネルには旦那様「おまんじゅう君(愛称)」も登場されていますが、出会いのきっかけは? やぎちゃん:社会人の登山サークルに参加して秩父の両神山に登ったときがあったのですが、そこにおまんじゅう君も参加していたんです。それと、私が当時在籍していた食品メーカーの工場に導入されていた機械が、おまんじゅう君の会社で作っているものだった、という偶然も重なって仲良くなったんです。 ――動画を観て知ったのですが、長野に転勤した時は新婚の時期だったそうですね。旦那と離れての単身赴任だったわけですが、周囲の反応はいかがでしたか? やぎちゃん:うちの親は「好きに生きていけばいい」という感じですし、彼のご両親も基本的には応援してくれるのですが、「夫婦は一緒にいた方がいいんじゃない?」みたいなことも言われました。確かにそうですよね。長野に移住したいというのは以前から事あるごとに口にしていたのですが、「そんな現実離れしたことを言わないでよ」みたいな反応もされましたし……。  でも、長野に移住したいという思いは止まらず、準備は着々と進めていきましたね。おまんじゅう君に対して、「私は長野へ行くけど、君はついてくるのかい? それとも残るのかい? 自分で決めたまえ」みたいなことを言ったら、「俺はすぐに行けないから東京に残るよ」と。それで、長野と東京で別居することなったんです。

「結婚式が現地集合」はさすがに…

――お二人の間では悲観視するようなことはなかった? やぎちゃん:「私は行きたいから行く。彼は残りたいから残る。お互いに好きなことができていいね」みたいな感じでした。あと、長野は二人で何度も行っていた思い出のある場所でしたし、私が移住することで長野が拠点になるわけで、彼はそのことを喜んでくれていたり。ただ、「結婚式が現地集合なのはどうなの?」とは言っていました(笑)。
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「こういう生き方」もあると伝えたかった
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千葉県出身。専修大学を卒業後、広告業界を経て起業。「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の取材をはじめ、複数のスポーツ・エンタメ・ニュース系メディアで連載企画・編集・取材・執筆に携わる。X(旧Twitter):@buhinton
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