“若者”の孤独死現場で見えた闇。歌舞伎町ホステスの部屋に遺されていたブランド品は「ほとんど偽物だった」
遺品整理で見えた“パパ活女子”の闇
他にも歌舞伎町で水商売に従事していた20代の女性の家を清掃したこともあったという。
「ラウンジ嬢かキャバクラ嬢か、水商売をしている人が亡くなったようで、依頼主はその部屋を借りている“男性”でした。最初はどういうことなんだろうと戸惑いましたが、おそらくパパ活といったものをやっている女性のようでした。
部屋の中にはブランドバッグがたくさん転がっていて、ホストっぽい男性とのツーショット写真などが飾ってありました。おそらく、その男性から貢いでもらったお金をホストに貢ぐという状況だったのだと思います」
遺品整理でブランド品などを買い取ることになり鑑定をしたところ、驚くべき結果となった。
「部屋にあったブランド品はほとんど偽物だったんです。財布とか化粧品などの小物は本物もあったのですが、カバンは全て偽物でした。たくさんあるんだから一個くらいは本物があってもいいと思うんです。
おそらく貢いでもらったカバンを売って、そのお金でスーパーコピー品を買って、差額を懐に入れていたのだろうと推測できました。貢いでもらった人には安い代替品を見せて、『買ってもらったカバンは大切に使ってるよ』とアピールしていたんでしょう」
遺品整理などの件で彼女の両親に連絡を取ったところ、遺品の受け取りを拒否されたようだ。
「両親とは絶縁状態だったようです。こちらで引き取ることができない偽物のブランド品はどうしようかと悩みましたが、受け取り手がいないとなると、捨てるほかありません。マンションの契約者である男性にもどうするか聞いたところ『処分してくれ』と言われました。かなり歌舞伎町の闇を感じる現場でした」
ホストとの間に借金
(公社)日本ペストコントロール協会認証技能師。1992年、東京都大田区生まれ。地元の進学校を卒業後、様々な業種を経験し、孤独死・災害現場復旧のリーディングカンパニーである「ブルークリーン」の創業に参画。これまで官公庁から五つ星ホテルまで、さまざまな取引先から依頼を受け、現場作業を実施した経験を基に、YouTubeチャンネル「BLUE CLEAN【公式】」にて特殊清掃現場のリアルを配信中!趣味はプロレス観戦
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