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親の借金3億円を10年で完済したセクシー女優の壮絶人生。「高校まで社長令嬢だったのに、父の会社が倒産して…」

自分から「元ギャルモデル」セクシー女優としてデビュー

元ギャルモデルのセクシー女優としてデビュー――会社の倒産前は、社長令嬢として一般的な家庭よりは裕福な生活を送っていたわけですから、不安があったんじゃないですか? あいかりん:めちゃくちゃ不安でした。でもだからって、将来なにをして稼ごう、どうやって借金を返そう、とかはなにも考えていなくて。そんななかで、モデルのお仕事の現場でほかの女の子が「セクシー女優になろうかな」って話しているのを聞いて、私も「セクシー女優、いいかも」って思ったんです。 ――それがデビューのきっかけですか? あいかりん:はい。でもその子が先にデビューしたら二番煎じになっちゃうから、すぐにデビューしようと思って。事務所も数か所連絡して、一番条件が良いところからデビューしました。 ――やっぱりセクシー女優デビューは、借金も影響していましたか? あいかりん:それはやっぱり。知名度をアップさせれば、セクシー女優としても話題になれるだろうな、って考えはありました。 ――実際、かなり反響があったようですね。 あいかりん:はい、ありがたいことに話題にしてもらいました。でも「モデルの恥だ」みたいな批判的な声も多くて、そこは傷つきましたね。

母親の経営する雀荘から親バレしてしまった

――10年近く前ですから、セクシー女優に対してマイナスイメージのほうが圧倒的に強かった時代です。借金の話はしていなかったんですか? あいかりん:当時は表に出していませんでした。だから、ただ単に「ヤリたくてセクシー女優になった子」だと思われていたんでしょうね。でもそんな人ばかりじゃなくて、今でも当時のモデル仲間で偏見を持っていなかった子とは仲良くしています。 ――それは良かったです。デビューの件は、ご両親には相談したんですか? あいかりん:いや、やっぱり言いづらいですよね。でも当時、母親が雀荘を経営していたので、お客さんから伝わっちゃいました。「娘さんがセクシー女優で」みたいに言われているのが、一番心が痛かったです。
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インフルエンサーとしての知名度アップのため、セクシー女優に復帰
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単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

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