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元セクシー女優が暴露する「演者から“嫌われるファン”の実態」。ヤバいファンからの手紙に書かれている“4つのこと”

ヤバいファンの手紙に書かれていることは…

たかなし亜妖さん それと「手紙がヤバいファン」も実は多い。イベントではごくごく普通だとか、むしろ大人しいタイプに限って非常に重々しい内容を書き綴り、受け取った人間をドン引きさせる。文字で表現し、形として残すと重苦しさがケタ違いのため、モノによっては「手紙」ではなく「特級呪物」と化す。  手紙の内容の一例は以下の通り。 ・愛の言葉を書き綴る ・連絡先を明記する ・返信を要求する ・長い自分語り(生い立ちから、会社で嫌なことがありました報告まで)  どれも演者からしたら、かなりどうでもいい話題である。多少の自分語りは仕方がないにしろ、自己満足100%の手紙を渡せば読む側はもうゲンナリ。たとえリアルでの対面が普通だったとしても、裏の顔が通常時と大幅に異なる場合は要注意人物としてマークされがちだ。  イベント中は限られた時間でしか話せないため、その分を手紙でカバーしたい気持ちはよくわかる。しかし、相手のことを考えずにブログやSNSに投稿する感覚で一方通行な文章を綴られると読む気を失くすし、知ってほしい、わかってほしい、の圧力が強ければ単純に怖い。推しに何を求めているのだという話である。  欲や念が溢れていると、文章を通して伝わってくるのだから不思議なものだ。手紙の内容は簡潔にすべきであり、下心を完璧に隠しきれる人間などいやしない……という点は、ココではっきりと主張しておきたい。

人として“わきまえること”が大切

 嫌われるヤバいファンの特徴はまだまだあるのだが、今回は代表例となる3つを挙げた。いくら演者といっても相手は人間なのだから、“人としてわきまえること”が嫌なヤツと認識されない最低限のマナーである。  もちろん、普通にしていれば演者にめちゃくちゃ嫌われることは滅多にないだろう。推し活現場に通い続けると、いろいろな人間がいすぎて「ちょっとくらい変なことをしても、許してもらえるのではないか」と考えが歪みがち。 「みんながやっているからいい」ではないため、演者に優しくされてウハウハしている時こそ、気を引き締めたいところだ。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
X(旧Twitter):@takanashiaaya
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