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小誌記者が実践! 14万8298円で世界一周できた!【その1】

12月から羽田~クアラルンプール間の航空運賃5000円など激化する航空業界の価格競争。なら、世界一周も格安なはず。そこで、巨漢記者が格安航空を乗り継ぎ、実際に激安ツアーを体験してみた! 狭いシートに苦しみながらも、総移動距離約3万kmを制覇! ANAも参入を表明するなど、世界中の航空業界で広がるLCC(格安航空会社)の値下げ競争。日本からもアジア各国への格安旅行が可能になってきたわけだが、世界各地ではすでにLCCが多数就航している。 「それらを組み合わせれば、世界一周が15万円以内でできるんですよ!」なんてことを口走っていたのが、事の発端だった。  編集部から「じゃあ、行ってきて」と言われ、急に世界を一周するハメに……。  LCCの狭い席で長距離移動すれば、体重110kgの僕のボディが悲鳴を上げ、エコノミー症候群になりかねない。過酷な旅になることは間違いなかった。  だが、それよりも本当に15万円以内でできるのか? そんな不安で迷っている暇もなく、早速、旅行ルートを調べてみることに。  日本からは上海をはじめ、韓国や台湾、マニア、シンガポールなどにLCCが就航している。  格安チケットは空席率などによって料金が変動。少しでも安く旅をするには、早めに予約しておかなければならない。何より無事に日本へ帰国するため、出発前にチケットを予約することにした。  そして、世界5都市を回る総移動距離3万924kmにわたる世界一周旅行の全ルートが決定。チケット代は、なんと合計14万8298円也!  時間に余裕があれば、約11万円でも可能。こんな格安で世界一周ができるとは正直、驚きだ。
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※金額は9月19日時点のレートで換算 格安航空チケットの購入方法は?  LCCの格安チケットは旅行代理店では扱っていないので、各航空会社の公式サイト(英語版)からの自力購入が必要。ただ、日本のエアラインサイトと入力する情報などは似ており、意外と簡単。空席率や時期でチケット代が変動するシステムを採用しているので、時間に余裕を持って購入すると、激安なチケットを手に入れられることも。
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日本参入を表明したエアアジアは、日本語版サイトも用意。 ただし、チケット購入は意外に簡単。むしろ、より安い航空券 を探せるかの情報収集力が重要だ。
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