食卓に並んだのはペットのエサ!? 恐怖の愛妻料理
愛する妻の手料理を「マズい!」と感じたときこそ、男子一生の正念場だ。ぐっと腹中深くに不満を呑み込み、メシマズ嫁に耐えている男たちの心の声を拾った
<恐怖のオリジナル料理編>愛する人がマッド・サイエンティストに……
人類はさまざまな試行錯誤を重ね、食を進歩させてきた。しかし、前回SPA!が行ったアンケートによると(https://nikkan-spa.jp/441069)、パートナーのオリジナル料理を嫌う男性は多い。
「パイナップルを載せたり、甘いエビチリみたいな自家製ドレッシングをかけたりした変なサラダが嫌です。一番強烈だったのは、スライスする調理用具が見当たらなかったとかで皮むき器で削いだ野菜が載ったサラダ。木屑みたいで、一瞬生ゴミかと思った」(38歳・運送)
独自の路線を突き進んだ結果、もはや何なのかわからない料理になることも。
「麺が入ってたからスパゲッティっぽかったけど、キャベツやニンジン、オレンジがどっさり。それにマヨネーズがかかってる食い物を出された。本人はヘルシーなんとかって自分で名前つけてたけど、マズかった」(25歳・フリーター)
◆食卓に並んだのはペットのエサ!?
新しい料理を開発しようとする割に、やっつけ感が目立つのもオリジナル料理の特徴だ。
「前日残ったキャベツの千切りがそのまま味噌汁に入ってて驚いた。しかも具はそれだけ。ペットのエサかっての!」(45歳・金融)
料理というよりは在庫整理か。
「妻に『もやしが好き』と言ったら、もやしカレーなるものを出された。本人は得意げだったけど、ナメてんのかと思いましたね」(31歳・教師)
とてもマズかったそうだ。また、手を加えすぎるのも考えものだ。
「褒めると調子にのってチャーハンにアボカド入れたり、いろいろ改造しはじめる。最初の味が恋しいです……」(37歳・旅行代理店)
普通の料理でも、愛する人に作ってもらえば十分オリジナル。ムダな実験は控えてほしいというのが男たちの本音だ。
イラスト/石井匡人
― 男が悲嘆する[メシマズ嫁]レシピ集【3】 ―
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