更新日:2013年12月19日 09:11
仕事

なぜ男は「過去のやんちゃ自慢」をしてしまうのか?

「いつも忙しい俺」「人とは違う俺」など直球では恥ずかしい“本心”を“美徳”でもって遠回しにアピールするアラフォーたち。だが結局、本心は丸見えで、同僚・後輩世代にとっては不快なだけ。今回はその「中年の始まり」ともいえるハンパなアピールを、20~35歳の男女200人アンケートで3人に1人が「不快」と感じたものの上位から順にランキングした! <男がしがちなウザいアピール編> ◆中年になるほどしがちなアピールは「不健康」 不快「病気自慢」「過去のヤンチャ自慢」などなど、男は年を重ねるほど心が弱り、言わなくてもいい一言が“舌禍”を呼んでしまう。 「ヤンチャ自慢って人生経験豊富なことをアピールしたいんだろうけど、自慢してる時点で底が知れてる気が……」(30歳♂・販売)「『昔はモテた自慢』って『今もイケてますよ!』と言ってほしいんでしょうね。で、隙あらばモノにしようと。そんな幼稚な手を使う人がモテたと思えませんけど」(27歳♀・書店)  人生の先輩に求められるのは、思慮深さと器の大きさ。正反対の軽薄なアピールに、後輩から「こっちに気を使わせんな!」とクレームが出るのは当然だろう。特に、下半身ネタは御法度だ。 「『性欲ない』とか言いつつ、お酒入ったら豹変するに決まってる。しかもねちっこく口説いてきそうで生理的に無理」(30歳♀・事務)「みのもんた似の上司が『勃ちが悪い』ってニヤついててゾッとした。どうだっていいし、だから何なのよ!」(26歳♀・公務員)  不健康自慢も同期や先輩なら共感を呼べる可能性はあるが、後輩からは大顰蹙。「疲れてる自分を労えとでも? なんで部下が上司を癒さないといけないんですか?」(28歳♂・物流)とクールな反応だ。  わずかばかりの思い出話や悩み相談が、ウザいと受け取られるようになったら“中年の始まり”。もう、黙れってことなのか!? <男がしがちなウザいアピール・ランキング Part2> ※全国の20~35歳の男性100人、女性100人に調査。「不快」か「不快じゃない」かを聞いた。その人数が下の【不快指数】である。 ●中学生の頃バイク盗んで走ってた【148】
=昔はヤンチャしてたけど今は落ち着いた紳士です ●昔はこれでもモテたんだ【143】
=過去イケてた俺、今もけっこうイケてない? ●最近性欲がなくて……【143】
=ガツガツしてる若者とは違うのだよ ●最近ウツっぽくて……【140】
=いろいろあってメンタル弱ってる、そんな繊細な一面もあるわけで ●勃ちが悪いんだよね【133】
=勃ちは悪くてもやることやってますわ ●なんか頭痛いわー【123】
=けだるそうに働く俺も悪くないでしょ ●過去に10針も縫うケガしちゃってさ【111】
=過去に試練を乗り越えました ●また二日酔いだよ【98】
=毎晩飲み歩くのもツラいけど、それがリア充の証し ●最近頭がどんどん薄くなってきてる【98】
=ハゲても勝負できる自信あります ●SPEEDとか知らない世代でしょ【96】
=長く生きてるほうが偉いんだよ ●徹夜はもう勘弁だよ【93】
=もう若くはないけど昔は夜通し遊んでたなあ ●焼き肉食うと胃がもたれるんだよね【70】
=中年化の一途を辿ってますが、それも大人の階段なんでしょうね イラスト/市橋俊介 ― 不快指数で逆格付け[人を不快にさせるアピール]【4】 ―
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