更新日:2017年11月14日 14:40
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札幌ススキノの次に楽しい街は?【夜の街が楽しい都市ランキング】

― 木村和久の「オヤ充のススメ」その31 ―

 オヤジは旅や出張で、どんな楽しいことをしているか。前回(https://nikkan-spa.jp/701789)は日本一のローカル歓楽都市・札幌ススキノの攻略法だったが、ほかにも面白い街がありますぞ。
沖縄

沖縄と言えば、きれいな海だが、夜の街もレベルは高い

 札幌の次に面白いのは、やはり沖縄かな。規模では名古屋や博多が当然でかいが、旅情をかきたてる意味では、那覇松山がいいと思う。松山は那覇のメインストリート、国際通りから、ワンブロック離れた所にある。思ったより、街は大きくない。何が凄いかって、夜の街の始まりが遅い。飲食店は通常通り夕方からやってるが、キャバクラの類は、だいたい9時に行って、六本木の7時過ぎって感じでしょうか。時差があるわけでないが、始まりが遅い。なんで遅いかって言うと、那覇には終電がないから。モノレールはあるが、1路線のみだから、必然的にクルマでの移動となる。電車の終電という概念がないから、ズルズルと飲んでしまうらしい。しかも、沖縄の人はお酒が大好きだ。  その松山で人気の店は、内地のコばかり集めた某Sという店。ここは、関東を中心に可愛いコばかり集めてあり、しかもプロ野球のキャンプのついでに訪ねる人が多数いる。つまりキャバ嬢は沢山の野球関係者、芸能人と接しているのだ。接客に卒がなく、ほとんど六本木で飲んでいるような感じで楽しめる。一方地元のお客さんも、東京の香りのする姉ちゃんと飲みたいらしく、内地、ローカルのどちらかも好かれる。  もちろん沖縄独特の風俗もあり、それは現地で聞いてみてくだされ。全てオールマイティに楽しい那覇松山、ディープな夜は長いですぞ。  さてローカル歓楽都市、栄えある第3位はどこか。じゃん、それは宮崎なんです。なんでそこが?もっと熊本とか広島とかあるだろう。いえいえ、宮崎は九州のキャバクラ界では、首都なんです。戦国時代で言えば、黒田官兵衛とでもいいますか、それぐらいのキャバクラ軍師がいるんですよ。  宮崎には九州一円にキャバクラチェーンを展開している大きな会社がふたつある。「総合レジャーサービス」と「レジャークリエイトサービス」という会社は、博多を始め、九州の県庁所在地でざっと50件以上のキャバクラを運営している。しかも兄弟でやってるらしい。当然宮崎が本拠地であるから、宮崎のキャバクラは実に素晴らしい。  まず宮崎では、キャバクラもあるんだが、ラウンジと呼ばれている店が多い。内容はキャバクラとそう変わらないが、料金が恐ろしく安い。20時台に入店すると、40分2500円とかね。それ終わると、また同じチェーンで別の店の21時台に入ると40分3500円とかさ、延々はしごしても、1万円で充分遊べるから驚きだ。  しかも宮崎のキャバクラ嬢は、すれてないくていい。宮崎はモデルのエビちゃんの故郷だ。そういう意味では美人が結構いる。「キミ六本木で充分働けるよ~、東京に来れば~」と、言えば「そんなあ~絶対無理~東京のコはみんな可愛いから~」と、言う謙遜ぶり。何回も行ったけど、宮崎のコは見た目もいいし、性格もいい。しかもラウンジで働くことが、ファミレスや居酒屋のバイトの延長ぐらいにしか考えてない感じだ。  そもそも宮崎は観光で成り立っており、若い女性が働く場所というのも、飲食店などに限られてしまう。だから気軽にラウンジの仕事をしてしまう。
木村和久

木村和久

 オヤジの遊び場としては、近くに有名ゴルフ場も沢山あり、昼も夜も楽しい。そんな事情で宮崎を第3位に推挙した次第。  どこの街も行きゃ行ったで楽しい。そしてどこの街にも案内所があるから笑える。熱海に行ったときも、案内所使ってへんな所に連れて行かれたが、おっかなびっくり案内されると、若くて可愛いコがいたもんだ。そう考えると、オヤジのプチ冒険は、ローカル都市での案内所利用ってことかもしれませんね。 ■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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