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赤サンゴ密漁・流通の陰に中国マフィアの存在が!?

赤サンゴ密漁・流通の陰に中国マフィアの存在が!? 小笠原諸島の海を騒がしているサンゴの密漁者たちは、なぜ遠く海を渡ってやってくるのか。

「サンゴの密漁者は福建省や浙江省の漁民が多い。彼らはもともと近海で海産物を採って生業にしていたが、習近平による『贅沢禁止令』により相場が崩れてしまった。一方、赤サンゴは’10年に制定された海島保護法で採取が禁止され価格が高騰した。そこで、マフィアにそそのかされた漁民たちが密漁者となり、日本の領海に来るようになった。また福岡高裁で密漁者が無罪放免になったことも、密漁船が一気に激増した原因です」

 こう指摘するのは、中国事情に詳しい作家の遠藤誉氏だ。

「密漁に使われるのは、偽の船名船号を使った偽装船。マフィアが漁民にあっせんし、購入費用や燃料費も立て替えて密漁に行かせます。漁民は赤サンゴを密漁すると海上で密売者と携帯で連絡し、取り引きする。中国当局もこれまでに1000人以上を逮捕しているが、密漁者は後を絶たない」

 政府は、外国人による領海内やEEZ内での違法操業の罰金を、最高3000万円に引き上げる方針だが、支払い能力のない末端の漁民に対し、効果があるかどうかは甚だ疑問だろう。 <取材・文/週刊SPA!編集部>

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