大谷翔平&金子千尋に40代オヤジ投手が聞きづらい質問をズバリ
―[「ジョージア魂」賞2014]―
ファンが投票し、ファン自身が元気づけられたベストプレーに贈られる「ジョージア魂」賞。SPA!では、特別賞を受賞した中日ドラゴンズ・山本昌選手に特別インタビューを慣行(https://nikkan-spa.jp/755510)。そして、27日に行われた表彰式には大賞を受賞した大谷翔平投手(ファイターズ)、則本昂大投手(イーグルス)、岸孝之投手(ライオンズ)、松本哲也投手(ジャイアンツ)、金子千尋投手(バファローズ)、松井裕樹投手(イーグルス)、三浦大輔投手(ベイスターズ)、岡田幸文外野手(マーリンズ)、陽岱鋼外野手(ファイターズ)、山本昌投手(ドラゴンズ)の10選手が登壇した。※ 特別賞の稲葉篤紀外野手(ファイターズ)は欠席
◆二刀流・大谷にレジェンド昌が豪速球質問
表彰式の後に行われた、選手同士が質問しあうトークショーでは、現役最年長・48歳の”投げるレジェンド”山本昌から大谷に直球が浴びせられた。「将来メジャー挑戦する際は、二刀流にこだわる? 投打絞らないといけないとしたら、どっち?」と質問。ニヤッと笑った20歳の大谷は「評価してもらえるなら二刀流をやっていきたいです。最初(高校時代に)メジャーから評価してもらったのは投手だったので、現時点では投手のほうが可能性は高いかなと思います」と誠実に回答した。
◆FAで揺れる金子に番長がズバリ
また、国内FA宣言し、去就が注目されている金子に対して、40歳のハマの番長・三浦が「来年はどこのチームで投げていますか?」とこれまたド直球の質問。ざわつく会場に苦笑いした金子は「答えづらいです……。僕も分からない……。ユニフォームは着ていたいと思います」と”変化球”でかわした。するとゲストとして登壇していた山田久志氏(元阪急)が「実は私はバファローズのOB会長なので(去就が)とても気になるんだよね!」と鋭い眼光でツッコミを入れるひと幕もあった。
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FA経験のある番長からは「自分が納得する道を選んで、その道を一生懸命進んでほしい」とエールが贈られた。そんな番長にはインターネットでファンから「いつまでも横浜にいてくださる理由はなんですか?」というこれまた”直球”な質問が寄せられ「僕は横浜で育ててもらったし、横浜が好き。海もあるし。現役引退まで横浜でやりたい」と生涯ベイスターズ宣言が飛び出し、会場をほっこりさせていた。
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<取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)>
『大谷翔平 二刀流』 その軌跡と挑戦 |
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