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新語・流行語大賞「カープ女子」が年間トップテン受賞

『現代用語の基礎知識』選 2014年度ユーキャン新語・流行語大賞が、1日発表され、「カープ女子」が年間トップテンに選ばれた。
新語・流行語大賞「カープ女子」が年間トップテン受賞

流行語大賞トップテンを受賞した「カープ女子」“神3”。左から古田ちさこさん、大井智保子さん、天野恵さん

 授賞式には、週刊SPA!本誌や日刊SPA!でも登場(https://nikkan-spa.jp/655708)し、各方面で話題となった「カープ女子“神3”」の大井智保子さん、古田ちさこさん、天野恵さんが登壇し、記念盾を受け取った。また同時に、カープファンとなった関東在住の女子高生を描いた漫画『球場ラヴァーズ』の作者・石田敦子氏も表彰された。
新語・流行語大賞「カープ女子」が年間トップテン受賞

つめかけた報道陣の質問に答える“神3”

 授賞式の挨拶で、大井智保子さんは「カープは“たる募金”から生まれた市民球団。そんなファンの善意が実って選ばれた賞。ただの流行でなくこれからも続いていく。来年は絶対優勝したい」と挨拶。天野恵さんは「『カープ女子』という言葉が流行ったおかげで、興味を持ってくれ、カープファンになってくれる女子が増えた」と流行語に選ばれた一因を分析した。  この賞を誰に報告したいかという報道陣の問いに、古田ちさこさんは「この賞は全国のカープ女子がいただいた賞。私たちはカープ女子を代表して、盾を受け取ったので、ゆくゆくは球団や、松田オーナー、ファンの皆さんが見ることができる場所にお渡ししたいと思っています」と述べた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=757743  また授賞式を欠席した『球場ラヴァーズ』作者の石田敦子氏はメッセージを寄せ、「4年間カープを応援する主人公の漫画を描いてきました。連載開始時はカープが長く低迷していた時期だったので、カープの漫画なんて隙間産業では、と言われ笑われましたが、今は笑う人はいません。カープが優勝を狙えるチームとなったことが何よりも嬉しいし、カープファンをはじめ多くの野球ファンのお陰で賞をいただけることを光栄に思います」とコメントを寄せた。  なお大賞にはお笑いコンビ・日本エレキテル連合の「ダメよダメダメ~」、憲法9条を巡り、ニュースに取り上げられた「集団的自衛権」(受賞者辞退)が受賞した。
新語・流行語大賞「カープ女子」が年間トップテン受賞

年間大賞を受賞した日本エレキテル連合とコラボ

 同賞は1年間に軽妙に世相を表現している言葉や、強烈なインパクトで世の中に広まったものに対して、その言葉の発生源周辺の人物・団体を表彰するというもの。2014新語流行語トップテンに選ばれたのは以下のとおり。(カッコ内は受賞者) ・ありのままで(ディズニーアナと雪の女王チーム) ・カープ女子(石田敦子[漫画家] 大井智保子 古田ちさこ 天野恵) ・壁ドン(LDK・山崎賢人) ・危険ドラッグ(古屋圭司 衆議院議員/元国家公安委員長) ・ごきげんよう(美輪明宏) ・集団的自衛権 ※年間大賞 ・ダメよ~ダメダメ(日本エレキテル連合)※年間大賞 ・マタハラ(杉浦浩美 立教大学社会福祉研究所特任研究員) ・妖怪ウォッチ(日野晃博 妖怪ウォッチクリエイティブプロデューサー) ・レジェンド(葛西紀明[スキー]・青木功[ゴルフ]・山本昌広[プロ野球]) 取材・文/遠藤修哉(本誌)撮影/北條かおり(PHOTO-CHACCO)
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