2011年に復活した「はちみつレモン」。類似品乱発で一時は販売終了も
【消えた定番商品】実は復活していて今も発売中!<はちみつレモン>
欧米のレモネードをヒントに、サントリーが’86年に販売を開始した「はちみつレモン」。夏場の清涼飲料水の定番として、ピーク時の’90年には「はちみつレモンサイダー」と合わせて2200万ケース以上を販売する大ヒット商品に。
ところが、「はちみつ」と「レモン」という一般名詞を組み合わせただけの商品名は商標登録を拒否され、競合他社からまったく同じ名前の後発商品や類似商品が乱発する事態に。やがて全盛期の勢いは弱まり、’99年に販売を終了。
しかし、度重なる復活待望の声に応え、’11年に当時のパッケージのまま復刻販売。
しかも期間限定などではなく、通年のレギュラー商品として、実は現在も販売中なのだ。一度消えた理由の真偽について、同社に問い合わせてみたが、「現在も販売中の商品を“消えた”と紹介される記事へのコメントは控えたい」とのこと。ともあれ、今もあの味わいを楽しめるのは嬉しい限りだ。
― [あの定番商品]が消えていった理由【6】 ―
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