19日、都内スタジオで、『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE 2 サイキック・ラブ』ブルーレイ＆DVD発売記念記者会見「神舌（ゴッドタン）卒業式」が行われた。 『ゴッドタン』（テレビ東京 毎週土曜 深夜1時45分から放送）の名物コーナー「キス我慢選手権」。セクシー女優の誘惑に負けず、芸人がどれだけキスを我慢できるかという企画だ。2013年、まさかの映画化が実現した。 　昨年10月に公開された第二弾の舞台は、“学校”。スポーツ万能、成績優秀（しかし童貞）のスーパー高校生・川島省吾（劇団ひとり）が、何者かがコントロールする世界で翻弄されながら、24時間キスを我慢するプロセスを完全アドリブで描く。 　“映画のパート2はコケる”というジンクスを打ち破り、「2のほうが面白い！」「映画館でこんなに爆笑したのは初めて！」と一大ムーブメントを巻き起こした本作。キャスト陣が揃うのは今日が最後、ということで卒業式が行われることとなった。 　劇中で劇団ひとりがアドリブで歌った微妙な“校歌”が流れると、制服姿の劇団ひとり、おぎやはぎ、セクシー女優の上原亜衣、小島みなみ、白石茉莉奈、そして監督を務めた『ゴッドタン』プロデューサー佐久間宣行監督が入場した。 　劇団ひとりのスピーチは、長年タッグを組んで番組を作ってきた佐久間監督への、「素晴らしい演出家と出会えた」という感謝の言葉から。「でもやっぱり一番すごいのは僕で、才能を持て余しています。世の中にはこんな天才がいるのか！ アドリブであそこまで！」と自画自賛すると、おぎやはぎがすかさず…… 「アドリブだから出来たんでしょ。台本があったら覚えるの大変だよ」（矢作）「リハもやらないといけないから、入り時間も早くなるし」（小木）――劇団ひとりも「台本がなくてよかった」と納得。ヒロインを演じた上原亜衣は、「アドリブなのに心をがっつり掴まれた」と劇団ひとりの超人的アドリブを絶賛した。 　お色気シーンをメインに演じた小島みなみは、「ひとりさんが、カラダに触ってはいないのにこんなにも感じさせてくれて、めちゃくちゃにしてくれて、すごく気持ちよかった」。白石茉莉奈は、「キスはしなかったけど、キス以上のことをたくさん経験させてもらいました」と、爆弾発言!?……これには劇団ひとりも、「僕、キス以上のことしましたか？ 誤解されちゃうから」とタジタジだった。 「誰とどんなシチュエーションでDVDを見てほしいか？」という司会の松丸アナウンサーの質問に対して、劇団ひとりは、「お色気シーンも結構あるので、一人で見る方は……握れそうなモノがあったら握っていただきたいです。何かは分からないですけど、ちょうど握りやすいモノがあれば……」と会場をザワつかせた。 　TBSドラマ『ごめんね青春！』の中で、付き合いたてのカップルがTSUTAYAで「キス我慢、見る？」と言うシーンがあったそうだ。脚本の宮藤官九郎が、キス我慢選手権のファンなのだとか。白石茉莉奈も、「気になる子に『ちょっとキス我慢やってみない？』と言ってみるのもアリかも」と言うと、ウンウン頷くキャスト陣。 「卒業についてのエピソード」を聞かれると、矢作は「夜食」、上原亜衣は「お菓子」、小島みなみは「電気マッサージ機」……!! 「電マってこと？ 肩こりってこと？」と興味津々のキャスト陣の質問攻めに合い、「ナイショです～。コリ取るためですよ～。コリコリを」……。「今すごいこと言ってるよ？」と劇団ひとりも唖然としていた。 　記者も質問してみた。「もし“MOVIE 3”を仕掛けられたら、どんな役をやってみたいですか？」。劇団ひとりの答えは、「そろそろキスの次の段階かなと思っています。キスは我慢できるということが分かったので、ペッティングくらいならいいんじゃないかなと。ペッティング我慢選手権。本番じゃなきゃ大丈夫」。 「実現しそうですか？」と松丸アナウンサーに聞かれた佐久間監督は、苦笑い。禁断の“ペッティング我慢選手権”、実現なるか!? 今後の動きに注目だ。 ＜取材・文・撮影／尾崎ムギ子＞ ———————————————————– 『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE 2 サイキック・ラブ』 2月27日（金）発売！ ＜豪華版＞Blu-ray：\5,800＋税／DVD：\4,800＋税 発売・販売元：テレビ東京 ※Loppi・HMV限定販売 ＜通常版＞Blu-ray：\4,700＋税／DVD：\3,800＋税 発売元：テレビ東京 販売元：ポニーキャニオン ———————————————————–