「小田真理」「原麻紀」さんの悲喜劇
―[[珍名&同姓同名]さんの悲喜劇]―
自分で決めたわけじゃないのに、一生ついて回るのが名前。というわけで、難読だったり思わず二度見しちゃうような珍名ならではの苦労、同姓同名ゆえの悲喜劇など、名前にまつわるエピソードを集めてみた。まさに人生いろいろ、名前の数だけ人生があるんだなあ
◆「おだまり」さんに「はらまき」さんも!
姓も名も一般的なのに、フルネームだと珍名さんになることも。「結婚前の名前は小田真理でした。私が何か言うと『おだまりっ!』ってからかわれたこともあったけど、そのうち『おだまり!と言われてもなかなか黙らない小田真理です』なんて自己紹介のツカミにするようになった」という人もいれば、「友人に原麻紀さんってコがいて、病院などで『ハラマキさーん』と呼ばれるのが嫌で仕方がないとボヤいてた。で、結婚相手は名字にこだわる!という話になって、伊達、佐々、巻(牧)など“NG名字”を出し合い、一覧表を作ってました」(34歳・女)って、そこまでせんでも……。
が、実際に結婚したことで珍名さんに仲間入りした人もいる。
「『白熊』と書いて『しらくま』と読むんですが、主人は子供の頃によく『しろくま』と呼ばれて苦痛だったと言ってました。でも、友達がたまに白くまアイスをおごってくれたりもするとか。私は旧姓が平凡で変わった名前に憧れてたので、名字も結婚の決め手の一つでした(笑)」。逆に苦労してる嫁もいるようで、「僕と結婚して名字が『綾(あや)』になった妻は、初めての仕事場で名前を聞かれたら、当然『綾です』と答えるわけです。すると、『ホステスじゃあるまいし、仕事場で下の名前を言うなんて非常識な!』と怒られたことが何度もあると言ってました」とは、とんだアヤをつけられたもんだ!?
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