AKB48総選挙・感謝祭を開催! 撮影OKでファンと至近距離に
10月8日、幕張メッセ国際展示場4~5ホールで、『AKB48グループ感謝祭~ランクインコンサート〜』が行われた。このコンサートは昨年より始まったイベントで、選抜総選挙に対する感謝の気持ちをメンバーがファンに伝えるものとして実施。第1部には17位~80位のメンバー、第2部には16位~1位の選抜メンバーたちがそれぞれ登場し、ファンとおおいに盛り上がった。
まず第1部では、「だらしない愛し方」(アンダーガールズ)、「戸惑ってためらって」(ネクストガールズ)、「自分たちの恋に限って」(フューチャーガールズ)、「月の仮面」(アップカミングガールズ)といった選挙ランクインメンバーのために与えられた楽曲を披露し、会場のボルテージを上げる。
中盤は卒業した須藤凜々花を除く15名のアンダーガールズをセンターにしたユニット曲を披露。松村香織がセンターを務めた「ウィンブルドンへ連れていって」では、トロッコで会場を移動する予定が松村のトロッコだけが意図的に動かないという演出もあり、会場を笑わせた。
終盤には撮影OKの時間もあり、ファンとより近い距離でコンサートを楽しんむ。アンコールもあり、最後は出演メンバー全員で「アリガトウ」を歌い、感謝の思いを届けた。
続く第2部では、選抜メンバーが登場。今回選抜曲の「#好きなんだ」を全員で披露してコンサートがスタート。こちらの見どころは、選抜メンバー16名がそれぞれソロ曲を披露するということだ。
今年、躍進を遂げたNMB48の吉田朱里の「ジッパー」に始まり、11位では卒業を発表している北原里英が前田敦子の卒業ソング「夢の河」を歌唱。泣かせにきたのかと思いきや、歌の音程を見事に外してみせ、演出の一環で壇上に上がっていた横山由依、指原莉乃、荻野由佳、本間日陽がズッコける展開に会場は笑いに包まれた。曲後のMCでは「あっちゃんの東京ドームで卒業したときの完コピです。私が歌ったあとになぁちゃんが歌ったので、申し訳なくなった」と歌唱力に定評のある岡田奈々との差に恐縮していた。
さらには8位の惣田紗莉渚がミュージカル風な演出を加えたり、須田亜香里が歌わずにコンテンポラリーダンスのみでパフォーマンスを完結させるなど全体的に個性を際立たせた演出になっていた。
選抜メンバーも同じように撮影タイムがあり、1位を取った指原莉乃の代表曲「それでも好きだよ」を歌い、本編が終了。アンコール後には、渡辺麻友最後の選抜でありセンターを務める50thシングル「11月のアンクレット」を初披露。ラストにはランクインメンバー全員が登場し「アリガトウ」と披露して、感謝祭全日程の幕が閉じた。
ファンは次回の総選挙開催を信じ、それぞれの選挙戦に向け既に準備をしているという。来年はどんな結果が待ち受けているのだろうか。戦いはもう始まっている。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
- 「だらしない愛し方」(アンダーガールズ)
- 「戸惑ってためらって」(ネクストガールズ)
- 「自分たちの恋に限って」(フューチャーガールズ)
- 「月の仮面」(アップカミングガールズ)
- 福岡聖菜センターの「オネストマン」
- 森保まどかセンターの「ロマンス拳銃」
- 高倉萌香センターの「誰のことを一番愛してる」
- 大矢真那はソロで「枯葉のステーション」
- 峯岸みなみセンターの「逆転王子様」
- 松村香織センター「ウィンブルドンに連れていって」
- 向井地美音は「残念少女」を披露
- 吉田朱里は「ジッパー」をセクシーに
- 高柳明音は思い出深い「兆し」を披露
- 古畑奈和はダンス曲「Escape」を歌で表現
- 本間日陽は山車の上で「言い訳Maybe」を歌唱
- 白間美瑠は19歳ということで「純情U-19」をチョイス
- 髙橋朱里は「1994年の雷鳴」でドラムも披露した
- 北原里英の「夢の河」には涙と笑いがあった
- STU48への思いを込め「瀬戸内の声」を選んだ岡田奈々
- 惣田紗莉渚の「あの先の未来まで」では、湯浅支配人なども出演
- 横山由依の「絶滅黒髪少女」では吉田兄弟も出演
- 「恋を語る詩人になれなくて」に合わせてダンスを披露する須田亜香里
- 荻野由佳は「初日」に思いを込めた
- 「不協和音」で絶叫する宮脇咲良
- 松井珠理奈は「赤いピンヒールとプロフェッサー」
- 渡辺麻友は「この涙を君に捧ぐ」を披露
- 渡辺麻友最後のセンター曲「11月のアンクレット」
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