恋愛・結婚

学生アシスタントに彼女を奪われた30男の叫び「玄関を開けたら2人が…!」

 一般的な会社員はともあれ、フリーランスや自営業であれば、自宅を仕事場にしている人も多いだろう。付き合っている彼女がいれば、仕事場でもある自宅に呼ぶこともあるだろうが……。  漫画家の吉崎健二さん(仮名・30代)は、サブカル誌でマニアックな作品を描いたり、読者投稿を漫画に起こしたりすることを生業にしている。なんと、彼は若いアシスタントに彼女を取られてしまった経験があるという。果たして、その顛末とは……。 ネトラレ男

彼女を取られた漫画家の悲劇

 最初は「青年誌で新人賞を穫ってデビューし、そのうち週刊連載して売れっ子作家になってやるぞ!」と夢を見ていた吉崎さんだが、現実はそう甘くなかった。 「いや~、とてもそんな実力はなくて、いつのまにかサブカル誌でシコシコ描いてましたね。現実を知った今は、漫画を描いて暮らしていけるだけでも幸せだなって思っていますよ」  そんな吉崎さんには付き合って3年目の彼女、E美さん(仮名・24歳・キャバ嬢)がいる。 「彼女は、僕がまだ漫画だけでは食えなかった時代から応援してくれていた貴重な女のコで……グロい漫画でも下ネタでも何でも褒めてくれるので、今まで何度も救われてきました」  ちなみにE美さんとの出会いは、某出版社の忘年会。E美さんが漫画家の知り合いと一緒に来ていたところ、たまたま近くの席になったことだ。 「えっ、私、吉崎さんの連載を欠かさず読んでますよ? まさか本人に会えるなんて!」  なんと、彼女は吉崎さんのファンだったのだ。それからしばらくして、ふたりは晴れて付き合うことになったという。仕事場でもある自宅に彼女がくると、食事を作ってくれた。そんな中、仕事が増えて忙しくなってきた吉崎さんは、アシスタントを雇うことにした。 「前から僕のファンだと言って、Twitterによくリプライをくれていた漫画家志望の大学生のN君(仮名・21歳)にアシスタントをやってみないかと声をかけてみたら、喜んで引き受けてくれたんですよ」
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アシスタントがどんどんあか抜けて…
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漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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