カーライフ

3代目プレマシーは「冴えないミニバン」じゃない。隠れた名車説を検証する

今でもマツダ車で最高の乗り味は絶版プレマシー説を確かめてみた!

「SPA!AUTO CLUB」でマツダ車の乗り心地の話題になると、決まって出てくるプレマシー。永福ランプが何度も「プレマシーこそ、マツダ車の乗り心地で頂点だ!」と言うもので、その真相を確かめるべく、近所のカーシェアリングで借りたプレマシーをカーマニア3人で乗り回してみました。それにしても、カーシェアリングのクルマってボロボロですね、涙
オートクラブ_プレマシー

知らない人のために解説すると、プレマシーは今から11年前に3代目が登場し、販売不振により3年前に絶版となったマツダのミニバン。機会があれば一度乗ってみてください!(担当K)

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

キミはマツダのプレマシーを知っているか!?

オートクラブ_プレマシーオートクラブ_プレマシー 今回は、3年前に絶版になったマツダ最後のミニバン・プレマシーにもう一度乗るために、わざわざカーシェアリングに入会して借りてきました!なぜならプレマシーは、見た目は冴えないミニバンだけど、「マツダ史上最良のハンドリングマシン」だったから! 担当K:おおっ!茶色のプレマシー、いいですね! 永福:えっ?走行約10万㎞、内外装小キズだらけだけど……。 流し撮り職人:いや、永福さんに妙に似合ってますよ。 K:似合っているというか、ランボルギーニやBMWに乗ってるより、好感度が高いです! 永福:控え目ってことね。 K:で、走りはどうなんですか? 職人:言うほどいいようにはぜんぜん見えませんけどねえ……。
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走行約10万kmでこの乗り心地!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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