更新日:2023年02月21日 20:47
カーライフ

最後のロータリーエンジンRX-8。最終モデルは今いくら?

ロータリーエンジン復活の報を聞き、もう一度、RX-8に乗ってみました

EV(電気自動車)の一部としてですが、マツダのロータリーエンジンが復活! この一報をカーマニアは喜ぶべきか嘆くべきか逡巡しておりました。答えは本物にもう一度乗らねば出せない! そのために再びマツダの秘密基地からRX-8を拝借。思わず熱くなってしまいましたが、これが偽らざる気持ちです。土下座。
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ROTARY ENGINE AGAIN

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

あの素晴らしいロータリーエンジンをもう一度

マツダがついにロータリーエンジンを復活させる! ただし、EV充電用発電機の動力源として。タイヤは駆動せず、効率のいい回転域で地味に回るのみ。古典的カーマニアたちが、その是非について激論を交わした。
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MX-30 e-SKYACTIV R-EV

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発電機の駆動用として800ccの1ローター・ロータリーエンジンを搭載するマツダの「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」

担当K:発電機を回すだけなんて、意味なくないですか? 永福:主な狙いはロータリーの回転の滑らかさを生かすこと。動力源の存在感を消せるというメリットがあるよ。 流し撮り職人(以下、職人):存在感のないロータリーなんてねえ……。 担当K:ありえない! 僕はRX-8の突き抜けるような回転フィールに憧れてるんですから! もう一度RX-8に乗って、あの素晴らしさを思い出しましょうよ!
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7年ぶりに試乗!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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