カーライフ

マツダMX-30がRX-8以来の観音開きカーになった理由

カーマニアの戯言

 当連載をご愛読いただいているみなさまは、お気づきでしょう。やたらとマツダ車の登場機会が多いことに。だからといってマツダから広告をもらってるわけでも接待されてるわけでもなく、単に広島の小さな自動車メーカーが好きなだけ。だから、いろいろ文句を言いたくもなったりするわけです。で、今回はMX-30という新型SUVに言いたい放題! すべては愛ゆえに!
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MAZDA MX-30

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信(流し撮り職人)=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu

マツダの特攻! 実用性より個性を重視した、MX-30は売れるのか?

 マツダがまた新しいSUVをリリースした。車名はMX-30。昨年CX-30が出たばっかりだけに、カーマニアでも混乱してしまうが、この2台、何が違うのか? 担当K:MX-30のことを一切予習せずに試乗会に行きましたが、ドアが観音開きなんですね! 永福:その先は言わなくてもわかってる……。RX-8を思い出したんだろ? 担当K:もちろんです! おかげで忘れようとしていたRX-8熱が再燃しました!
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RX-8/当欄ではおなじみロータリーエンジンで走る最後のクルマRX-8。MX-30と同じく観音開きのドアを採用してました。イマドキは、フリースタイルドアと言うそうです

流し撮り職人(以下、職人):RX-8の観音開きは、ちゃんと意味があったんですよ。スポーツカーだけど4ドア扱いになるので、アメリカで自動車保険料を安くできたんです。 永福:へえ、それは知らなかった。 職人:2ドアだと保険料がハネ上がっちゃいますから。でも、今回のMX-30の観音開きは、なんか意味あるんですか?
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MX-30

永福:少なくとも機能面では無意味どころかマイナスだな。後席の乗り降りが、めちゃめちゃ不便だから。 担当K:フツーの家庭では、10人に1人も奥さんの賛成を得られないでしょうねえ、このドアじゃ。ほんと目的は何なんでしょう? 永福:ズバリ! 個性だそうだ。 職人:え、ええっ……。 担当K:そう来ましたか! 永福:そう言われたら納得だろ? 確かに個性的だから。 担当K:いくら個性とはいえ、思い切りましたね。一般家庭がどこまでクルマにデザインを求めているのか……。これは試金石ですね! 永福:まあ、売れないだろう。でもいいんだよ! マツダもそれは覚悟の上なんだから! 職人:覚悟の特攻ですか……。
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断然軽快に走るマイルドハイブリッド
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