カーライフ

激安中古初代リーフはコスパ良し!? 中古車店やオーナー取材で見えた買ってもいい基準

EVの真の価値を考えてみた!

 テスラ・モデル3が大幅に値下げしたとはいえ、まだまだEV(電気自動車)を日常の足にするには、価格的にも航続距離的にも庶民にはハードルが高いでしょう。  そんななか、現実的なEVの選択肢になりそうなのが中古初代リーフ。中古車サイトで検索すると、20万円台からヒットします。これって買ってもいいのか? 中古車店を巡り、その実情を調べてみました!
中古リーフ

バッテリーの残りセグ数非表示の店が多く現物で確かめる必要がある。写真は’14年式走行3万㎞、残り11セグで55万円。中古車サイトを検索すると6セグ欠け、つまりバッテリー容量が半分まで劣化したリーフも。どこまでリーフのバッテリーは劣化するのか……

永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi

初代リーフはコスパ最高のEVか?

中古リーフ

「東京⇒兵庫間の移動は6~7回の充電で行けますよ!」と寄本氏

 世界の自動車業界を電動化の波が襲っている。そう遠くない将来、我々カーマニアも、EVに乗らざるを得ないらしい。  しかしEVはまだ値段が高い! 高いうえに不便! ホンダやマツダは、実質航続距離200㎞くらいのEVを500万円くらいで売り出したけど、「そんなもん買えるか!」というのが本音だ。  どうせ航続距離が短いなら、激安中古リーフのほうがいいんじゃないか? 初期型初代リーフは最安20万円台から売られている。こんなに安いのは、電池が劣化していて容量が落ちているからなんだけど、これだけ安ければ、実質航続距離が100㎞くらいでも納得できる。  実際のところ、初代リーフってどうなのか? 初代リーフオーナーでもある『EVスマートブログ』編集長の寄本好則氏に聞いてみた。
中古リーフ

『EVスマートブログ』編集長の寄本好則氏の愛車は、’16年式の初代リーフ。自宅駐車場には普通充電器が備わる。「僕が聞いた中では、残り3セグになったリーフもあるみたいです」(本人談)

「僕のリーフは’16年式、バッテリー容量30‌kw‌h型で、’18年に支払総額約165万円で買いました。生産から5年強ですけど、つい最近、バッテリーのセグがひとつ欠けて11になっちゃいました」(寄本)  バッテリーのセグとは容量のこと。初代リーフは最初12セグあるが、経年とともにそれが欠けていく。 「リーフのバッテリーセグは、最初の1セグ欠けで残り約85%といわれています。それでも満充電で190㎞くらい走れるので、まったく不便はないですよ。兵庫県の実家まで、これで帰ります」  帰省の際に寄本氏は、なんだかんだで途中6~7回も充電するという。なんちゅー尺取虫!  1回の急速充電は30分間が上限。それで走れる距離は120㎞くらい。寄本氏は、「僕はトイレが近いタイプなので、まったく不便は感じません(笑)」と言うが、内燃エンジン車に乗ってる者からすると超絶不便で、とてもロングドライブする気にはなれない。

激安リーフはコスパが高い?

 とはいえ短距離用と割り切れば、やっぱり激安リーフはコスパが高いのでは? 「なるべく安いのってことなら、僕と同じ30‌kw‌h型の初代リーフで、3~4年落ちのセグ欠けなしの中古が100万円ちょいから買えます。そのあたりがオススメでしょう。じゃなかったら、耐久性が高い東芝製バッテリーを積んだ三菱i-MiEV Mグレードの中古。これは本当にほとんど劣化しないんですよ」  なるほど……。しかしカーマニアとしては、ほどほど品よりも激安品に興味が湧く。とりあえず中古車店をまわってみよう!
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激安リーフが目白押し!
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