予約殺到したカップヌードル50周年記念「カップヌードルソーダ」は衝撃の味だった
大手食品メーカーの日清食品は先月、カップヌードルの発売50周年を記念して「カップヌードル 50周年コンプリートセット」を数量限定で発売。そのセットに含まれる「カップヌードル ソーダ」(全4種)が大きな話題を集め、予約開始からあっという間に限定個数に到達し、現在は定価での入手が困難な状況となっている。ネット上では賛否飛び交う、奇抜な炭酸ドリンクを実際に飲んでみた。
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その話題性から、瞬く間に販売終了となったカップヌードル ソーダだが、発売直後からSNSなどには、手に入れた人の感想が続々とアップされた。そこには「全部まずい」「あかんやつ」といった否定的な意見が多いようだ。
実際に全種類を今回は飲んでみたのだが、それぞれの感想を先にお伝えすると「美味しく飲める」が2種類、「まずくはない」が1種類、「美味しくない」1種類だった。
まずは美味しく飲めたものは、定番の「カップヌードル ソーダ」で、コップに注いだ見た目の通り、ほぼジンジャーエールと言っていい。ペッパーのスパイシーさがしっかりあり、刺激が強めの辛口に仕上がっている。意識してよく味わうと、奥の方にしょうゆの塩気を感じられるが、カップヌードルを感じることはなかった。
次に「カップヌードルシーフード ソーダ」は、白濁したクリームソーダ仕立てになっており、甘みは強いが酸味も感じられる。「かきエキス」だろうか、口の中にクセのある風味が残るが嫌な感じはしない。
ここで気がついたが、「カップヌードル」という看板が邪魔している。脳内にカップヌードルの味をイメージしながら、甘いソーダが口の中に入ってくると、どうしても一瞬”ワケワカラナク”なる。
その混乱から抜け出し、口中に広がるクリームソーダの味をしっかりと感じて理解できるようになった後半は、美味しく飲めるのだ。本末転倒なことを言ってしまうが、普通のクリームソーダとして飲まされれば素直に美味しいと感じられそうだ。
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美味しく飲めた2種類。それは何味か?
頭の中から「カップヌードル」が抜けない!
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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