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日経新聞[先読み]投資法とは?

日経新聞の読み方一つで必勝銘柄がわかる先読み投資法をSBI証券のシニアマーケットアナリストの藤本誠之氏が伝授する! ◆たった15分 日経新聞[先読み]儲ける投資法
藤本誠之氏

藤本誠之氏

 どの関連本にも「まずは日経新聞を読もう」と書かれるほど、株投資家にとっては必読紙である日経新聞。しかし「○×企業好決算」の記事から素直に買い注文を入れても、カモられるだけ。必読紙であるからこその読み方が肝心だ。 「日経の多くはリーク記事、または後追い。短期的に株価に影響を与えないものばかり。しかし、なかには、世の中の“半歩先”を教えてくれる記事があります。そこに儲けのチャンスが眠っているんです」  そう教えてくれたのは、SBI証券のシニアマーケットアナリスト藤本誠之氏だ。その日経新聞先読み投資法とは? 「まず日経新聞は、地域によって定期購読で届く早刷り(13版)と、ギリギリに刷る14版で記事の内容が違うことも多々あります。だから、地域によっては駅の売店などで14版を購入するのがオススメ。そのうえで、まず注目すべきは1面です。日経新聞の1面には『社名入り好材料は売り』という法則があって、これが的中したのがサントリーでした」  1月14日付の日経新聞1面には、大きくサントリー食品インターナショナルによるビーム社買収の記事が掲載された。サントリーがウイスキー世界3位になる絶好の好材料だが、なぜ売りなのか。 「1面に好材料が出れば、誰もが気づくから高値で寄り付きますが、寄り付いて買えたときには、短期的に材料が消化された後。買い手不在になって下げやすく、高値掴みしてしまう可能性が高い。1面に好材料が出た銘柄は、朝売って引けで決済するのがいいですね」 ⇒【グラフ】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=578337
日経新聞

1月14日付の日経新聞1面はサントリー食品インターナショナルによるウィスキー大手ビーム社買収。高値で寄ったものの、終値では70円安。「日経1面企業名入り好材料は売り」の法則が的中した形だ

 ほかにも、昨年12月3日付の1面を飾った積水化学のように、電気自動車に搭載されるリチウム・イオン電池の“新材料を開発”という好材料ながら、寄り付き後に下落した例もある。  また、日経新聞の中面を見ていくと、他紙には掲載されていない株投資に優良な先読み情報が潜んでいるという。 ⇒【次回】「法制度の変更が狙い目」に続く
https://nikkan-spa.jp/578332
【藤本誠之氏】 SBI証券シニアマーケットアナリスト。日経から見つけた注目銘柄をSBI証券やヤフーファイナンスで毎朝更新。「藤本が言えば、上がる」といった動きも散見されるほどの注目度だ ― たった15分 日経新聞[先読み] 儲ける投資法【1】 ―
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