更新日:2014年04月20日 16:15
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この犬猫マンガがすごい!【マンガ解説者・南信長氏オススメ作品】

世の中の人間は犬派と猫派に大別できる。犬派が「犬のほうが利口でかわいい」と言えば、猫派は「猫のわがままなところがかわいい」と言うなど、両者は決して譲らない。犬vs猫、本当にかわいいのはどっち!? ◆この犬猫マンガがすごい!
いとしのムーコ,猫ピッチャー

右・みずしな孝之『いとしのムーコ』(講談社・1~4巻)、左・そにしけんじ『猫ピッチャー』(中央公論新社・1巻)

「犬マンガといえば、まず内田かずひろ『ロダンのココロ』『シロと歩けば』が浮かびます。犬ってこんなこと考えてそうだな、と素朴に思えるほのぼの4コマ。それを哲学的にした感じの『もずく、ウォーキング!』(施川ユウキ)もいいですね」と語るのはマンガ解説者・南信長氏。 「中年夫婦が老犬を看取るまでを描く『犬を飼う』(谷口ジロー)は、涙腺への刺激が強すぎて危険。逆に、かわいさ全開でヤバいのが『いとしのムーコ』(みずしな孝之)。実在の犬がモデルなんですが、無邪気なムーコの姿に癒やされまくりです」  では、猫マンガのほうは? 「北道正幸『プーねこ』など、猫の生態をネタにしたギャグも多いですが、もっと多いのがエッセイもの。大島弓子『グーグーだって猫である』、伊藤潤二『よん&むー』、唐沢なをき『俺とねこにゃん』など、作者の猫バカぶり全開です。漫画家はマイペースなインドア派が多いので、犬より猫のほうが相性がいいんでしょう。作品数も猫マンガのほうが多い」  最新のおすすめ作品は? 「最近爆笑したのが、そにしけんじ『猫ピッチャー』。猫がプロ野球のピッチャーになるという無茶な設定なんですが、その立ち居振る舞いがいかにも猫らしくてたまりません」 ― [犬バカvs猫バカ]カワユさ自慢バトル【9】 ―
いとしのムーコ

ショートの名遊撃手・みずしな孝之の新境地!

猫ピッチャー

ほのぼのとした笑いと癒やしを感じると絶賛。人気急上昇中

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