「麻薬テストの被験者」は1か月で300万円の好待遇。ただし命の危険も
庶民は一向に景気上昇を実感できぬまま。しかし、それをあざ笑うように懐を肥やす人々。その周りにはその「甘い汁」を吸おうと魑魅魍魎が跋扈、裏稼業の面々だ。彼らはどういった人間に寄生しカネを稼ぐのか、追った!
◆わずか1か月で300万円。ヘタを打てば命の危険も<麻薬テスター>
日本でも暗躍を続ける中国人マフィアたち。そんな彼らの主たる収入源は麻薬の密造と密売にある。ほとんどの場合、マフィアたちは自分たちの作ったクスリの良しあしを確認するためにテスターと呼ばれる麻薬テストのための被験者を雇う。通常、テスターはコストの低い現地の中国人を使用するが、カネを持っているマフィアはわざわざ日本人のテスターを破格の待遇で迎え入れている。実際に昨年、テスターとして海を渡った野田祐樹氏(仮名・38歳)はそのときの様子を語った。
「知り合いの中国人がマフィアの構成員で彼に誘われテスターになったんですが、至れり尽くせりの好待遇には驚きました」
現地までの渡航費はマフィア持ち。なんと黒塗りの高級車で空港まで出迎えにくるのだという。
「そのまま高級ホテルに案内され、見たことのないような料理を振る舞われました。部屋に行くと女性がやってきて朝まで遊びっぱなし。一体何をしに来たのか忘れるほど」
酒池肉林の宴は1か月間続いたという。しかし、いざテストが始まると、まさに生き地獄。
「一日に何回も何回もクスリを吸わされるんです。最初のうちは良かったんですが、次第に心臓がバクバクするようになり、最後は死の影がちらつくようになりました」
中国の法律では麻薬の製造および所持は死刑となる場合が多いが、それでも儲かるのだ。
<1回のギャラ/300万円>
現地での好待遇がたちまち話題となり、アウトローたちの間で大人気のこの仕事。しかし簡単になれるものではなく、ある程度のコネが必要だ……
― [裏稼業の給料]公開 2014年版【1】 ―
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