街に誤訳が溢れる原因!? 翻訳ソフトを使い比べてみた
昨年の訪日外国人数は1973万人に達したという観光大国の日本。しかし、もともと日本人は外国人との会話が苦手……けれど、“爆買い”を取り込みたい!と各店が我流で外国語の案内を増やし、今や誤表記が街に溢れている――
外国人客向けの注意書きやメニューを翻訳する場合、クラウドソーシング・サービスならば価格も安い、翻訳会社の利用をオススメする。一文だけならば数百円で翻訳できるケースもある。
無料にこだわる場合は翻訳ソフトの出番だ。最大手は「Google翻訳」。
豊富な語彙はグーグルならではだが、スラングに翻訳してしまうケースも多くトンデモ翻訳製造機でもある。「ぶっかけうどん」を「顔射烏冬面」(顔射うどん)と翻訳して話題になったことも。
「Excite翻訳」は手堅い訳文と高評価を受けている。再翻訳機能がありトンデモ文章になっていないかチェックできる点も魅力だ。
手軽さでは「LINE通訳」がオススメ。LINEでメッセージを送ると瞬時に訳文が返信される。翻訳精度は低いがスマホで簡単に使えるのが便利。「フィリピンパブでの会話の必需品!」との声も。
各サービスを比較しようと「トイレは8階です」との一文を翻訳してみた。結果は……なんと全滅! いずれも「トイレは8階建て」というトンデモ翻訳に。しかし、「トイレは8階にあります」ならばいずれも正確に翻訳される。使用する側もそんなちょっとしたコツが要求される。
上記以外でちょっと変わったサービスが「東京都多言語メニュー作成支援ウェブサイト」。料理名を入力すると12か国語に変換される。「きつねうどん」が「Fox Noodle」となることはなく、料理、食材だけだが精度は高い。
翻訳ソフトを使い比べてみた
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