「脱衣麻雀が教えてくれたこと」爆乳プロデューサー・高木謙一郎
― にゅうにゅう高木の「炎のリビドー」 ―
【第1ぱい目】「脱衣麻雀が教えてくれたこと」
漢には人生において越えるべき大きなお山が2つあるのです。
それはとても柔らかくて包み込まれるような優しさを持ちつつ、時に登頂を許されない厳しさを持つ永遠のロマン「おっぱい」。
初めましての方もそうでない方もこんにちは、にゅうにゅう高木です。「規制のある最大限のエロこそ本物」という主張の元、テレビゲームを日夜作っております。
初回ですので、簡単に自己紹介しておきますと、1976年大都会岡山生まれのゲーム大好き36歳♂、物心ついて買い始めた週刊少年ジャンプは170円、コロコロよりボンボンを好む事で多数派に背を向け、毎日ファミコンを持っている友達の家をハシゴする小学生、ビーバップとBOOWYとXに憧れる中学生でスーパーファミコン、ストIIやネオジオから始まる格闘ゲームブームと共にゲーセンで過ごした高校時代、大学進学で一人暮らしと共に手に入れた自由にゲームできる毎日、バブル崩壊と共に訪れる就職難……。まぁ皆さん同様に色々とありましたが、なんとか自分の好きなことを仕事にして生きてます。
と、一見キレイに纏めそうになったものの仕事をして入ってきたお金は全部、ゲームやマンガ、オモチャに使うので我が部屋はモノで溢れて、作り手の怨念の産物に包まれてます。この止めどない物欲とリビドーがきっと生命力、何かを生み出す力になってると信じ込んでいる男です。
⇒【写真】高木氏の自宅!
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=440089 自分が死ぬときにきっと気になってしょうがないのは「あぁ……あの来月発売される新作ゲーム遊びたかったなぁ。」だと容易に想像が付くのです。 わたくし、モノ作りをする一人として「爆乳プロデューサー」という胡散臭い役職名を2008年ぐらいから勝手に名乗っています。爆乳プロデューサーってどんな仕事?って良く聞かれますが、ある事を探しているんです。社会の性感帯を。それはなんて説明していいのか難しいのですが、自分たちが作ったモノや発言で世間が少しだけでもザワッとピクンッとするポイントを探しているんです。 最終的には地球を濡らして自転が逆方向になるくらいの刺激を届けたいと割と本気で思っています。 そんなこんなで、この連載では、同年代の方々を中心に面白かった懐かしのゲームや今直面する現実などを様々に紹介しながら、なぜこのような男が出来上がってしまったのかを語っていければと思います。 ◆Superリアル麻雀 part3 さて、我が家では小学5年生ぐらい(1987年)ぐらいまでファミコン禁止でした。 最初に書いたように、ファミコンやPCエンジンを持っている友達の家を徒歩で訪問しまわるのですが、携帯も無い時代なのでアポ無し突撃となることも多く、非常に効率が悪い。理解のある友達のお母さんだと自分の子供がいなくても「ファミコンしていきなさい」なんて言ってくれて菩薩に見えたものです。確実にゲームしたい、テレビゲームが出来ない日とか耐えられない少年が自然と行き着いた先はゲームセンター。そこはお金さえあればゲームが出来る場所。 そこは小学生にとっては今時のアミューズメントセンターでは味わえない刺激と危険、エロもバイオレンスも溢れまくる場所。あるデパートで出会った1作「Superリアル麻雀 part3」は高木少年の心に強く突き刺さったのです。 脱衣麻雀。これは性が目覚めます。見たい、脱衣が見たい、下着が見たい、裸が見たい。しかしそんな当時の地元のゲームセンターではまだまだテーブル筐体が主流だったので画面への蛍光灯の光の反射を防ぐカバーが置いてあってプレイ中の画面がよく見えない。麻雀なんて出来ないから人のプレイを盗み見るしかない、でも恥ずかしい、そんな堂々とギャラリーにもなれない、チラチラと他のゲームを探しているフリをしながら、誰かが勝つのをひたすら待ってカバーの隙間から覗き見る。「盗み見る」行為と「覗き見る」行為のコンボで既に背徳感と興奮MAX! YouTubuもニコニコ動画もないから自分の目に焼き付けるしかないと集中力と記憶力UP! しかし、なかなか美少女達は強い。脱いだかと思えば、また着てしまう。そして容赦も無いようだ。おっぱいが見れない……。 その衝撃の出会いからゲーセンに行くたびにアドバタイズ画面の未来のパンチラを拝む少年の姿がそこにあった。あまりにも何度も見続けたために、パンチラまでのループ時間を体が覚えて自然にその筐体の前に周回してくる程にだ。 その後、麻雀を勉強し挑んだが結果は燦々たるもの。それは20数年経った今でも変わらない。 「勝っちゃったぁ」 彼女たちは容易に得られたエロに価値など無いと教えてくれた。 リビドーが鳴り響く。ジクンジクンと生命を繋ぐ。 では、また次回をお楽しみに。 【高木謙一郎氏】 1976年生まれ。株式会社マーベラスAQL所属のゲームクリエイター。おっぱいが大きな女のコが出てくるゲームでは“爆乳プロデューサー”を名乗っている。代表作は、『閃乱カグラ』シリーズのほか、『一騎当千』ゲームシリーズ『勇者30』シリーズなど
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=440089 自分が死ぬときにきっと気になってしょうがないのは「あぁ……あの来月発売される新作ゲーム遊びたかったなぁ。」だと容易に想像が付くのです。 わたくし、モノ作りをする一人として「爆乳プロデューサー」という胡散臭い役職名を2008年ぐらいから勝手に名乗っています。爆乳プロデューサーってどんな仕事?って良く聞かれますが、ある事を探しているんです。社会の性感帯を。それはなんて説明していいのか難しいのですが、自分たちが作ったモノや発言で世間が少しだけでもザワッとピクンッとするポイントを探しているんです。 最終的には地球を濡らして自転が逆方向になるくらいの刺激を届けたいと割と本気で思っています。 そんなこんなで、この連載では、同年代の方々を中心に面白かった懐かしのゲームや今直面する現実などを様々に紹介しながら、なぜこのような男が出来上がってしまったのかを語っていければと思います。 ◆Superリアル麻雀 part3 さて、我が家では小学5年生ぐらい(1987年)ぐらいまでファミコン禁止でした。 最初に書いたように、ファミコンやPCエンジンを持っている友達の家を徒歩で訪問しまわるのですが、携帯も無い時代なのでアポ無し突撃となることも多く、非常に効率が悪い。理解のある友達のお母さんだと自分の子供がいなくても「ファミコンしていきなさい」なんて言ってくれて菩薩に見えたものです。確実にゲームしたい、テレビゲームが出来ない日とか耐えられない少年が自然と行き着いた先はゲームセンター。そこはお金さえあればゲームが出来る場所。 そこは小学生にとっては今時のアミューズメントセンターでは味わえない刺激と危険、エロもバイオレンスも溢れまくる場所。あるデパートで出会った1作「Superリアル麻雀 part3」は高木少年の心に強く突き刺さったのです。 脱衣麻雀。これは性が目覚めます。見たい、脱衣が見たい、下着が見たい、裸が見たい。しかしそんな当時の地元のゲームセンターではまだまだテーブル筐体が主流だったので画面への蛍光灯の光の反射を防ぐカバーが置いてあってプレイ中の画面がよく見えない。麻雀なんて出来ないから人のプレイを盗み見るしかない、でも恥ずかしい、そんな堂々とギャラリーにもなれない、チラチラと他のゲームを探しているフリをしながら、誰かが勝つのをひたすら待ってカバーの隙間から覗き見る。「盗み見る」行為と「覗き見る」行為のコンボで既に背徳感と興奮MAX! YouTubuもニコニコ動画もないから自分の目に焼き付けるしかないと集中力と記憶力UP! しかし、なかなか美少女達は強い。脱いだかと思えば、また着てしまう。そして容赦も無いようだ。おっぱいが見れない……。 その衝撃の出会いからゲーセンに行くたびにアドバタイズ画面の未来のパンチラを拝む少年の姿がそこにあった。あまりにも何度も見続けたために、パンチラまでのループ時間を体が覚えて自然にその筐体の前に周回してくる程にだ。 その後、麻雀を勉強し挑んだが結果は燦々たるもの。それは20数年経った今でも変わらない。 「勝っちゃったぁ」 彼女たちは容易に得られたエロに価値など無いと教えてくれた。 リビドーが鳴り響く。ジクンジクンと生命を繋ぐ。 では、また次回をお楽しみに。 【高木謙一郎氏】 1976年生まれ。株式会社マーベラスAQL所属のゲームクリエイター。おっぱいが大きな女のコが出てくるゲームでは“爆乳プロデューサー”を名乗っている。代表作は、『閃乱カグラ』シリーズのほか、『一騎当千』ゲームシリーズ『勇者30』シリーズなど
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