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W杯日本初戦の地・レシフェで「必勝ハチマキ」が大人気

 いよいよ日本の初戦、コートジボワール戦が迫ってきた。  ブラジル北東部の大都市・レシフェに早朝到着した記者。事前の「強盗だらけ」とか「凶悪犯罪多発」などの情報におののいていたのだが、到着するや、空港のピックアップで、地元のピンガの蔵元「PITU」のスタッフから、ブラジルのカクテル・カイピリーニャの試飲に誘われた。「日本のバーにもこのラベルがあるよ」と伝えると、ブースの人々は大喜び。記念撮影を頼まれてしまった。朝っぱら、かつ、空腹で接種したアルコールが五臓六腑に染みわたり、早くもいい気分に。  空港には日本からやってきたユニフォーム姿の人や、現地在住の日系人の方々が大挙していた。日本の領事館も空港に案内所を設けており、日本人の受け入れは万全に見える。
「Arrecifes Hostel」のご主人

ハチマキ姿で歓迎してくれた「Arrecifes Hostel」のご主人

 空港からタクシーで5分、安宿につくや、大雨が降ってきた。宿の女将に聞くと、終日頻繁に大雨が降っているという。試合時間の22時も雨が降る可能性は大いにありそうだ。早いパス回しを得意とする日本代表には恵みの雨となるかどうか。  ここで驚いたのは宿のご主人が「オハヨウゴザイマシュ。オネガイシマス!」と日本語で歓迎してくれた。しかも「必勝ハチマキ」を巻いて、チェックインの手続きに当たってくれたのだ。あとでわかったのだが、一日早く現地入りしていた日本代表サポーターグループの大学生が、事前にご主人や、同宿の日系人やブラジル人に手渡していたらしい。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=661758 ◆「必勝ハチマキ」大人気!  その後、レシフェ最大のショッピングセンター「ショッピングレシフェ」に行くと、すでに青いユニフォーム姿の日本人の姿が多く見られた。しかしなかにはブラジル人でサムライブルーを着ている少年や現地の人の姿も。ショッピングセンターの中の飲食店はほとんどがワールドカップの生中継を放映しており、同組のコロンビア×ギリシャの試合を見ることができた。  記者が昼食を摂った店では、あちこちから「日本、今日試合だよな」と声を掛けられた。ここで記者と行動をともにしていた日本代表のサポーターがやおら鞄から「必勝ハチマキ」を取り出すと、一斉に「欲しい、欲しい」の大合唱。大人も子供も約20人がハチマキ姿で「日本ガンバレ!」と応援してくれた。
地元の子供たち

ハチマキのプレゼントに地元の子供たちは大喜び

 現地ブラジル人の歓迎と日本への応援に胸を熱くしながら、決戦の地に向かう記者であった。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=661760
レストラン

「今日は皆で日本を応援するよ!」と言われ、レストラン中に拍手が湧いた

<取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)>
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