雑学

ラジコの聴き逃しサービスでリスナー増、ラジオ復権へ

 ポッドキャストやradiko.jpなどネット上でラジオ番組が聴けるサービスの登場で、若者を中心に人気が復活しつつあるラジオ。そんなラジオ業界において、『ラジオ番組表』編集長の柴田智之氏が、’16年期待のヒットサービスとして挙げるのが「radiko.jpの聴き逃しサービス」だ。

『ラジオ番組表』内では、国内のラジオ局全105局のタイムテーブルが掲載されている

『ラジオ番組表』内では、国内のラジオ局全105局のタイムテーブルが掲載されている

「無料でラジオが聴けるネットラジオサービスの『radiko.jp』が近いうちにタイムシフト放送を開始すると発表しました。このサービスが整えば、過去1週間分の放送を自分の好きなタイミングで聴けるようになります」

 従来のラジオ放送はリアルタイムで聴くか、番組を録音しないと聴けなかったため、リスナーの間口を狭めていたという一面もある。

「例えば、’15年9月にTBSラジオで24年間続いた永六輔さんの『六輔その新世界』が終了。このニュースを受けて、後から『最終回を聴きたかった』と悲しんだ人も大勢いました。聴き逃しサービスが始まれば、この番組のように世間で評判になった“神”回が簡単で便利に聴けるようになり、よりリスナーが増えるはずです」

 ただ、一部報道によれば「’15年末にサービスをローンチ予定」とのことだったが、いまだに続報は出ていないのが唯一の懸念点。だが、’16年に発表されればラジオ界のヒット商品になることは確実だ。

【柴田智之氏】
三才ブックス『ラジオ番組表』編集長。自身もラジオのヘビーリスナーであり、日々、多数のラジオ番組を幅広くチェックしている

― 2016年 ニッチ業界の[意外なヒット]を予測する! ―

ラジオ番組表2015年秋号

日本国内にあるAM・FM局・たんぱラジオ全104局の最新タイムテーブルを一挙に掲載。




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