2016年「覚せい剤・大麻」で逮捕された有名人を振り返る――アメリカ西海岸全域では“大麻解禁”の動きも
2016年は、大麻や覚せい剤をめぐる報道が世間をにぎわせた一年だった。そして今週発売のFRIDAY(12月16日号)によると、俳優の成宮寛貴がコカインや大麻を吸引する現場写真を撮られたとして、世間には衝撃が走っている。(※成宮本人と所属事務所はこの疑惑報道を否定)
警察や厚生労働省の麻薬取締部が、大麻取締法違反の疑いで逮捕するなどした検挙者の数は、平成21年の3087人をピークに減少していたが、一昨年に増加に転じ、去年は2167人と平成22年以来初めて2000人を超えた。今年も去年を上回るペースで増えており、麻薬取締部は、危険ドラッグが厳しく規制され取締りが強化されため、大麻の利用が広がっているとみて摘発を強化しているという。
今年はどんな有名人が逮捕されたのか? 2016年のニュースを振り返ってみる。
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まず世間に大きな衝撃を与えたのは、清原和博容疑者の逮捕だった。
【2月2日 清原和博:覚せい剤取締法違反(所持)容疑】
東京都港区東麻布の自宅マンションで覚せい剤を所持したとして、警視庁は2月2日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、元プロ野球選手の清原和博容疑者(49)を現行犯逮捕。警視庁によると、清原容疑者は覚せい剤1袋(約0.1g)を所持した疑いが持たれ、警視庁の長期間にわたる内偵捜査を経て、2日午後8時過ぎから家宅捜索し、覚せい剤を発見、押収した。
11月30日には、野球界の発展に大きな功績を残した人を讃える野球殿堂入りの候補者から、ふさわしくないとして除外された。
【6月24日 高知東生:覚せい剤取締法と大麻取締法違反の疑い】
元俳優の高知東生こと大崎丈二容疑者(51)が6月24日、覚せい剤取締法と大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕。高知容疑者は昨年、妻で女優の高島礼子の父親の介護を理由に芸能界を引退。しかし、横浜市内のラブホテルでクラブホステスとともに覚せい剤約4gと大麻約2gを所持していたとして、関東信越厚生局麻薬取締部によって逮捕された。
世間では、高知容疑者の不倫発覚や、妻の高島が直後の7月から連続ドラマ『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)で主演を務め、警察官役を演じることなどもあり注目を集めた。
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