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前野健太 「失楽園で抜いてた18の夏」の真実とは?

前野健太

前野健太の最新CD『トーキョードリフター』は12月14日発売。撮影/植松千波

 松江哲明監督のドキュメンタリー映画『ライブテープ』『トーキョードリフター』に2作続けて“主演”したことで注目を集める雑草系ミュージシャン・前野健太。  ここ数年、クリエーターを中心に「前野健太の歌はいい」という声が上がっていたが、いよいよブレイク寸前という機運が高まっている。  前野の曲の特徴として、「歌詞に生々しい性的なフレーズ」が入ることが挙げられる。『ライブテープ』の冒頭で歌われる「18の夏」という曲の歌いだしもこうだ。 ♪失楽園で抜いてた 18の夏  こういったエロいフレーズについて、前野は「ああいうフレーズが入ると、歌が軽くなるから好きなんですよね。でも、セックスという直接的な言葉は、僕は曲では使っていないですよ」と語る。  ただ、こういう生々しい歌詞を聴くとリスナーは「実話なのか?」と思ってしまうが、果たして真実は? 本人に直撃してみた。 ――「失楽園で抜いてた18の夏……」っていうのは、あれは実話なんですか? 前野:まあ、なんでしょうね。実話……。 ――べつにすべてが実話だとは思わないんですけど。 前野:実話は一個もないですよ。 ――まあ、それは……。 前野:ただ、僕の経験として、失楽園は観てたし。 ――抜いてないわけですか、じゃあ。 前野:(間があって)抜いてたんでしょうね。『失楽園』は観てたし、抜いてたけど。ただ、なんて言うか、「歌は犯さないでくれ」っていうか。俺自身はいくらでもいじってもらっていいですけど(笑)。あんまり歌と俺は関係なくて、なんて言うんでしょうね、それは一つの物語ですからね。 ――すみません。 前野:いえいえいえ。でも、18歳ってなんでも抜けるじゃないですか。 ――正直ね、手当たり次第。 前野:テレビショッピングとかでも抜きますよね。 ――正直……。 前野:なんでも抜きますよ、18歳って。  ということで、実話と判明。  ただ、「あまりエロい歌が好きなわけじゃなくて、何かを言おうとするとしょうがなく使わざるを得ない」とも語る前野氏。その独特の歌詞世界を堪能したい人は、以下の動画を観てみてほしい。 ⇒http://www.youtube.com/watch?v=g-ABF6Eokgg
●前野氏マイスペース http://www.myspace.com/maenokenta/music/songs/69667437 ※その他、前野健太のライフヒストリーは、週刊SPA!12/6発売号「エッジな人々」にて存分に語られている。ぜひ、ご一読を! インタビュアー/九龍ジョー 文/SPA!編集部
週刊SPA!12/13号(12/6発売)
表紙の人/南明奈

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