外国人のM男たちが殺到中! SM界のインバウンド事情
「最近、変わった外国人のマゾたちがよく店にくんのよ」と語るのは、ライトなSMトークから本格的なムチ打ちまで楽しめる銀座のSMバー『TABOO』で働く樹莉(じゅり)氏だ。インバウンドで、外国人観光客が街中にあふれているのが当然になった昨今。その波がSМ業界にも押し寄せているのだろうか? 樹莉氏に詳しく話を聞いてみた。
例えば、中国のSNSで流行っている動画に感化されてピンヒールのかかとをお尻につっこんでほしがる中国人たちや、キリスト以外に祈ることで興奮するアメリカのマゾ牧師がきたりしたとのこと。なかでも強烈だったのが、制服フェチのシンガポール人マゾだという。
「店に入るなり、セーラー服を着ていじめてほしいって懇願するのよ、しつこく。SMを勘違いしてるわよね。女王様の制服はボンテージって相場が決まってんのに。AKB48の『マジすか学園』ってドラマを見て興奮しちゃったらしく、『日本にきたら、セーラー服の女の子になぐったりけったりしてもらえる!』って思ったんだって」
アダルト規制が厳しく、AVやエロ本が簡単には手に入らないシンガポールでは、日本人にとっては普通のドラマでもエロく見えるのかもしれない。それにしても、なぜわざわざセーラー服でなくボンテージを着た女王様しかいないTABOOに来たのだろうか?
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