ホーガンが考える“90年代のホーガン”――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第95回
ホーガンが“フォーエバー(永遠に)”というフレーズをアピールしたことで、パラドックス的ではあるが、多くの観客はホーガン時代の終えんが近づいていることを感じとってしまった。“レッスルマニア”のプロローグとなるはずの“ロイヤルランブル”にホーガンが優勝してしまったのもいまになってみると奇妙だった。
ビンスは“ロイヤルランブル”につづくスーパーイベントとしてNBC特番“サタデーナイト・メインイベント”(1990年2月23日=ミシガン州デトロイト、ジョー・ルイス・アリーナ)を企画していた。メインはホーガン対サベージのWWE世界戦。ビッグ・サプライズとしてプロボクシング統一世界ヘビー級王者マイク・タイソンを特別レフェリーに起用するプランが進行していたが、この計画はある事情でNGになった。(つづく)
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文/斎藤文彦 イラスト/おはつ
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