東京五輪でチケットなしでも“絶対生観戦できる鉄板競技”とは?
~今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪 第30回~
フモフモ編集長と申します。僕は普段、スポーツ観戦記をつづった「スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム」というブログを運営している スポーツ好きブロガーです。2012年のロンドン五輪の際には『自由すぎるオリンピック観戦術』なる著書を刊行するなど、知っている人は知っている(※知らない人は知らない)存在です。今回は日刊SPA!にお邪魔しまして、新たなスポーツ観戦の旅に出ることにしました。
リオ五輪も閉幕し、いよいよ次は東京だという気持ちが盛り上がってきました。シンプルながらブラジルらしさにあふれ、想いのこもった開会式。そしてバトンを受け継ぐ形で日本らしいアピールも見せられた閉会式。
「あれを4年後に、東京でやるのだ!」
そんな、やる気が満ちてくるようでした。
リオの現地の様子を見ていると、思ったよりも空席が多く、ブラジルが関係ない種目はガラガラという模様も見られました。この空席が、本当に誰も興味がなくて空いているのか、「リオがすごく危険らしい」という警戒心から渡航を断念したものかは定かではありませんが、思ったよりも座れるな、という印象。僕が警戒しすぎなだけで、「五輪だからと言って普段見ないものは見ない」のかもしれませんね。
ということで、今回は若干の拍子抜けを感じながら、「チケットがなくても絶対に見られる」という鉄板競技を確認してきました。何も五輪というのはチケットがなければ見られないワケではありません。チケットが不要な場所で競技をやってもらえればそれでいいのです。
代表的なのがマラソン。どういうコースになるかは未確定ですが、42.195kmも壁で囲えるはずもなく、コース沿いは基本フリーゾーン。無課金で五輪を楽しめるありがたい種目です。ほかにも無課金でいけるものがいくつかあり、例えば自転車のロードレースのように距離が長いものは大体がフリー部分アリ。これはタダで五輪気分を味わうには大いに狙い目です。
今回は、無課金でいける競技のなかでも、一粒で三度美味しいトライアスロンをチェックしてきました。向かいましたのは長野県の野尻湖。ナウマンゾウの化石が出てきたことで有名な野尻湖です。ここは大変キレイな水面が広がっており、海のない長野県で泳ぎを楽しめる貴重な場所。周辺にはすぐ山が広がっているということで、トライアスロンの自転車部分で使うコースも起伏に富んだレイアウトとなり、トライアスロンにうってつけの環境となっているのです。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1184974
こちらでは7月16日から17日にかけて野尻湖トライアスロンなる大会を開催。今年度はU-19、U-23の日本選手権も兼ねており、まさに東京五輪世代が集うシチュエーション。
「トライアスロンの水着がエロっぽいので見に来ました!」
「汗と水でグチャグチャになったところがエロっぽいので見に来ました!」
「U-19の女子だけを熱心に見に来ました!」
ということでは、もちろんありません。
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※フモフモ編集長の「今から始める2020年東京五輪“観戦穴場競技”探訪」第1回~の全バックナンバーはこちら
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