ブーム再燃中!デジタル時代に失敗しないレコードプレーヤーの選び方
右肩上がりに生産量が上昇し、ブームが再燃しているアナログレコードを本格的に楽しめる3機種を厳選!!
「まずはVOXOAのT50。近年、アナログのデータをUSB経由で取り込めるプレーヤーが増えていますが、高額な商品でも音が劣化するケースが多いんです。T50は取り込んだ音とプレーヤーで再生した音がほぼ同等に近いですね」
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このVOXOA。あまり耳にしないが、実は香港のメーカーで、もともと、DJ向けのターンテーブルを主に製造していたんだとか。
「そこがサウンドクオリティの高い本格的なプレーヤーを作ったんです。部品の供給能力や、楽器系のノウハウが生かされていて、素材にもコストがかかっていることが窺えます。アナログは低音が効きすぎてこんもりした音になることも多いのですが、中域がしっかりしているため、全体的な音像がタイトで広がりが感じられます」
【VOXOA/T50】
メカニカルなデザインからはDJ向けの製品を作ってきたことが窺える。レコードを回転させるモーターが盤面の真下ではなく、離れた位置にあるため、振動も少ない
実勢価格:6万5000円
寸法:435×121.5×372.5㎜
重量:4㎏
回転方式:ベルトドライブ
ここ数年、ブームが再燃していると言われるアナログレコード。量販店でもレコードのコーナーが復活し、1万円前後の激安プレーヤーが販売されている。しかし、老舗オーディオショップ、ザ・ステレオ屋の黒江昌之氏によれば「あくまでアナログの“雰囲気”を楽しむためのもので、お洒落アイテムとしての側面が強い気がします」とのこと。そこで今回は音質にもこだわりつつ、初心者でも手の出しやすい商品を選んでもらった!
USB端子搭載で、音源をデータ化することも可能
『DENON DP-300FSP』 アナログに再チャレンジにも最適、エントリークラスながら本格設計のフルオート |
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