KinKi Kidsが語る“コンビ論”――お互いの信頼がないと、こんなに長くはやってない
’17年にCDデビュー20周年を迎えるKinKi Kids。大晦日にはNHK紅白歌合戦への初出場も控え、節目の年にふさわしいスタートダッシュになりそうだ。だが、「実際には、20年以上も一緒にやっている」と冷静に語る二人。’93年の結成後、長らく二人だけでやってきたからこそ知りえた、二人だけの”究極のコンビ論”とは?
――まずは目前に迫った紅白歌合戦への意気込みを聞かせてください。
堂本剛(以下、剛):非常に光栄なことではありますけど、自分のなかで特に何かがあるわけではなくて。紅白に対して強烈な感情を持ってし まうと「紅白以外はじゃあ、どうなんだ?」っていう話になってしまいますし。そう考えていないと他の番組や現場にも失礼ですから。
堂本光一(以下、光一):ショーコーナーで『フラワー』を歌わせてもらったり、過去に出場枠ではなく出たことは何度かあったので、紅白のイメージというのは、現場にいた思い出のほうが強いですね。記憶が曖昧ですけど、最初は光GENJIの後ろで旗を振っていたりしていたと思う。だから、初出場って言われるのは不思議な感じがしますね。
――その流れを受けて、’17年はCDデビュー20周年という節目ですね。
光一:当然そういう形にはなるんですけど、活動的にはもうジャニーズ事務所に入って25〜26年になりますからね。デビュー前からレギュラー番組も持たせてもらっていたし、ドラマにも出ていたし、ライブもやらせてもらっていたので、正直、その20年っていう区切りっていうのは実感がないんですよ(笑)。
剛:僕も、20だろうが19だろうがあまり関係ないですね。これもまた周りのみなさんが盛り上がっていることであって。でも、ファンの人たちとの繋がりや、スタッフや仲間のなかではムードが生じていることはありがたく受け止めています。
――コンビ結成から20年以上のつき合いですが、「よくここまで一緒にやってきたなぁ」みたいな思いは?
光一:いや、そこまではいちいち感じてないですね。「この人とやっていてよかったな」というよりも「二人だからできる表現」を形にしてきたつもりだし。「よかったなぁ」という感覚とは違うかもしれないです。
剛:そのへん僕も、あんまりわかってないんですよね。特に何かしたわけでもないし、常に二人で密に話し合っているわけでもないですし。
――仕事やプライベートの会話は?
光一:しないです。そんなに仲良しではないので(笑)。
――電話番号やメアドは?
剛:知らないです。
――二人だけの会議があるとか?
剛:ないです。
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