更新日:2017年11月20日 15:00
エンタメ

まるでお姫様!美しすぎる日本舞踊家の素顔――大河瑞季の「日本舞踊美女図鑑vol.1 尾上紫」

生粋のお姫様

 日本舞踊家として第一線でご活躍なさっている紫さんの、まるでお姫様のようにキラキラしたエピソードをどうぞ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1288017 紫-08 紫-09 「ダイヤモンド姫」  小さい頃からダイヤモンドやキラキラしたものが大好きだった紫さん。おもちゃの宝石よりも、大人が身につけているものに魅力を感じたそう。ご両親のお知り合いにいつもキラキラした宝石をたくさん身につけていたおばさまがおり、その方の後をついて回ることから「ダイヤモンド姫」と呼ばれていたんですって。 「あだ名は姫」  日本舞踊尾上流家元の家に生まれ、幼稚園から大学まで青山学院に通われていたこともあり、卒業後は特に「」と呼ばれることが多かったそうです。 「姫音羽」  歌舞伎では大向こうから「○○屋!」「○代目!」などと声がかかりますよね。実は舞踊会でも大向こうから声がかかります。しかも、紫さんが踊られていると「姫音羽!」と声がかかるのです。姫がつくと、なんだか特別な感じがしませんか?
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そんな紫さんも本物のお姫様に……

さすがプロ!ストイックさがスゴい

 姫エピソードをご紹介しましたが、紫さんは日々努力を怠りません。  舞台では、鬘や衣裳をつけて踊るわけですが、重さ30kgを越えることも。裾捌きや袂の使い方も慣れていないと大変ですが、大変さを表に出さずに、涼しい顔で踊らなくてはいけないのです。  日本舞踊には想像以上に体力が必要。そこで、紫さんに本番に臨むためにしていることを伺いました。 ・ストレッチとジョギング+ジムに通い、泳ぎ、筋トレに励む。 ・肉とプロテインを摂る。  プロテインは「鏡獅子」の弥生を踊られる際に飲まれていたそうです。きちんと踊ることのできる身体をつくることはとても大切ですよね。  私も今年に入ってから加圧トレーニングを始めたので、舞台に向けて今からしっかり身体をつくりたいと思います。

日本舞踊をご覧になりませんか

 今回ご紹介しました尾上紫さんの踊りをぜひ一度生で観ていただきたいです。この機会にあなたも日本舞踊鑑賞デビューされませんか? 日本舞踊に触れ、美意識や生命力を感じていただけたら嬉しいです。  きっと新鮮な発見があるはず。踊りを観る楽しさを体感してください。あなたのお越しを心よりお待ちしております。(※尾上流の公式サイト onoe-ryu.comプロフィール【大河瑞季(おおかわみずき)】 2歳8カ月から尾上流三代家元尾上墨雪師に師事。「羽根の禿」で初舞台(5歳1カ月)。2009年に尾上瑞季の名を許される。TOKYO MX「採掘!ビットガールズ」準レギュラー/京都創生座公演「涼音の宴」能楽師とコラボレーション/「ハクビきものクイーンコンテスト2015」ベストドレッサー賞など。大河 瑞季公式HP(http://www.queens-ave.com/talent/mizuki-ohkawa/)、公式ブログ「大和撫子日和」 <取材・文/大河瑞季>
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