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SNSを辞めたらストレスが消えた「不便なのは地震速報くらい」

 近年、TwitterやInstagramなどのSNSは使いこなして当たり前のツールとなった。友だちとのコミュニケーションや芸能人の近況、話題になっていることや新商品についてなど、さまざまな情報を私たちはSNSから得ている。しかし一方で、「SNS疲れ」を訴える人や、「SNSにより不要なストレスを感じている」という人もおり、芸能人の中にはSNSを辞めた人や、そもそもやっていない人も多い。  この現象は一般人でも同様だ。「SNSを辞めたらすごくストレスフリーになりましたよ」と語るのは、事務職に就く長峰あずささん(27歳・仮名)だ。 長峰さん

SNSを辞めた理由は「うわべだけの付き合いに疲れた」から

 長峰さんはもともと、TwitterとInstagramをかなり活用していたという。 「Twitterは大学時代によく使っていて、日常で思ったことをつぶやいていました。どちらかというとInstagramの方がよく更新していて、友だちと会ったときとか、旅行に行ったとき、誕生日にお祝いしてもらったときなどに投稿していましたね。TwitterもInstagramも鍵アカ(承認した人しか見れない)でしたが、アイコンは自分の顔で、アカウント名も本名にしていました」(長峰さん、以下同)  鍵アカウントだったが、Twitterのフォロワー数は400人ほど、Instagramは600人ものフォロワーがいた。 「Twitterは学生時代の友だちだけでしたけど、Instagramはそれに加え1回だけ飲み会で会った人とか、合コンで会った人が勝手に検索して申請してきたりとか、そういう広く浅い付き合いの人も多くフォローしてくれていたのでそれだけの数になっていましたね」  しかし、もともと「そこまで他人の生活に興味がないタイプ」と語る長峰さんは、だんだんSNSで600人もとつながっていることにストレスを感じるようになったという。 「仲のいい人は直接会って話せばいいと思うんです。でも飲み会で1回だけ会った人の生活を毎日のようにInstagramで見たり、相手からも見られたりっていうのは興味ない上に、少ししんどいなと思うようになりました。さらに、相互フォローしているとDMで頻繁に『また遊ぼうよ』『ごはんに行こうよ』と誘われる、そういううわべだけの付き合いみたいなことにも疲れていました」  長峰さんは、同性から見てもお世辞抜きで“美人”にカテゴリーされる外見をしている。つまり、誘われやすいのだ。そして、そこまで仲がいいわけではない相手からの社交辞令的な「ごはんに行こう」は確かに疲れる。600人もそういうつながりの相手がいればその頻度はかなり高くなるだろう。それに断りの返信を入れるのも面倒だ。加えてSNS独自のコミュニケーションにも疑問を感じるようになったという。 「投稿についたコメントにいちいちリアクションをしないといけないこととか、友だちから誕生日のお祝いをしてもらったらなんとなく載せないといけないのかなって思ったりとか。あとは、どうしてもインスタのために写真を撮らなきゃいけない感じになってくるんですよね。旅行に行っても、ごはんを食べても、まず写真を映える感じで撮らなきゃ、と思っている自分がいて」
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やめるきっかけもある
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